34.億を稼ぐ人の考え方
おはようございます。家の近くのドトールでアイスティーを片手にこの記事を書いています。
普段であれば、月曜日は授業も部活もないのでゆっくり寝るが多いですが、今日は明け方に行われたEURO2020の決勝戦「イタリア対イングランド」の興奮が冷めきらなかったので朝活をできています。それにしてもインテンシティーが高く、素晴らしい試合でした。
それでは本題に入ります。
久しぶりに読書感想文を書きます。最近は就活を始めたので自己分析に関する本を読むことや実際に自己分析することに時間を使っていたのでなかなかnoteの投稿をできずにいました。
今回は中野祐治さんの『億を稼ぐ人の考え方』を読みました。本を物色するなかでタイトルに惹かれ購入しました。人生の中でお金を重視したいと考えているわけではありませんが、高収入であることはかっこいい男を形成する一つの要素であることは間違いありません。かっこいい男、かっこいい生き方っていいですよね。
この本には「誰でも○○で簡単に!」とか「すぐに楽して儲かる!」とかいう手っ取り早い方法は書いてありません。人として大切なこと、原理原則が書かれています。
今回の読書感想文ではこの本を通じて学んだ人生観について自分の考えを含めて書いていきます。
「人生における成功も失敗も85%は、その人自身の心構えの結果である。」
ハーバード大学では☝のような研究データが出ているそうです。人生で成功するかどうかはHave(何を持っているか)よりも、Do(やり方)よりも、Be(あり方、心構え)が重要であることを意味しています。
1、Have-Do-Be(Haveを重視)
2、Do-Have-Be(Doを重視)
3、Be-Do-Have(Beを重視)
世の中には☝の3種類の概念で生きている人がいるそうです。
1、Haveを重視する考え方の人は「○○がないと私は幸せじゃない」という、依存的思考を生み出してしまいます。
2、Doを重視する考え方の人は理想を実現することができません。理想を実現する(成功する)ためには好きなことをではなく、必要なことをしなければいけません。
3、Beを重視する考え方の人は長期的な繁栄を得ることができます。
「Be-Do-Have」から、最も固執しがちなDo(やり方へのこだわりを取る)とBehave(振る舞い)となります。つまり、なりたい姿(Be)を決めればそこに至る振る舞いは自ずと決まってくるのです。
「やりたいことよりも、やるべきことを先にやって、数年かけて経済的基盤を作ると、そこから「やりたい」と思ったことは全部できるようになります。」と書かれています。経済的基盤という言葉はビジネス感が強いですが、日常生活やスポーツの世界でも同じことが言えます。遊んだり、楽しいことばかりやっていては家の清潔さは保てないし、試合で相手チームに勝つことはできません。
例として挙げられていた☟の部分が一番心に響きました。
恋人を探すのも同じです。
理想的な相手を探すために出会いの場に行ったり、婚活する人はたくさんいます。
彼ら彼女らは、自分にふさわしい相手を探すことばかり考えています。自分が相手にとってふさわしい人間に「なる」ことは考えていないのです。
大学3年生の僕はサッカー部に所属しています。
上級生になり、チーム全体の状態(Be)を考えなければいけないと分かっているつもりでしたが、いつのまにか自分が試合に出ること(Do)、自分が活躍すること(Do)しか考えていない状態に戻っていました。
リーグ戦で完敗して今更ながら気づくことができました。
「どういう人間であるべきか」「どういうチームであるべきか」を明確にしたうえで行動指針を再考し、明日からの練習に臨みます。読書を通して成長できるよう、今から変化を起こさなければいけません。
自己啓発本のような雰囲気もありましたが、著者の中野さんは、実際に複数の会社の経営し、年収が1億円を超えている本物の「Billionaire」らしいのでとても説得力を感じました。
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