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ZOOMの次に来るのはRemo? DXコーディネーターという新しい職業【ビジネスアイデア】

オンライン会議で一躍有名になったのがZOOMですが、使えるツールは他にもあるのと、オンラインイベントのコーディネーターという新たな職業で稼ぐ人が続出しそうな件をメモ。

Google Meetがすごく使いやすかった

ビデオ会議といえばZOOMですが、Gmailをお使いの方ならGoogle Meetも目に留まっているのではないでしょうか。僕も昨日試してみましたが、違和感なく接続。すでにGoogleのアカウントをもっているからなのか、数回のクリックで立ち上がって、打ち合わせをスムーズにこなせました。途中で試しに別の知り合いを招待してみたりと、初回から特に迷うことがありませんでした。

これ、「あたりまえ」といえばそうかもしれませんが、いかに迷わずに利用開始できるかは重要です。なぜなら会議ツールは自分が使いやすいかどうかに加えて、招待する相手が使えそうかが問題になるからです。参加者のスキルはいろいろなので、僕らミドルエイジ(40代~50代)世代、さらに上のシニア層でも簡単にジョインできる仕様が理想です。


LINEのビデオ通話も使える

オンライン会議といっても、顔を見て通話できればある程度の目的は果たせます。だったらLINEでもいいな、というわけでこちらも実験してみました。抜群にスムーズです。シニアの利用率も高いおかげで、ZOOMに誘ってもいまいちの反応だった方でも、LINEでいいですよというとOKだったりします。先月に平均年齢が80歳くらいのメンバー7名で、1時間半のオンラインミーティングをする機会があり、LINEのビデオ通話を使いました。ひとりがスピーチして他の6名が拝聴し、質疑応答で終えるという流れですが、何の問題もなくスムーズにスタート、終了しました。これはLINEの市場浸透度のおかげで、ZOOMだと「ZOOMって何?」からスタートしがちだったので、若干わずらわしかったのですが、これだと問題なく進みます。


Remoがくるかもしれない!?

まだ英語版のみということもあり、流行るのかどうか未知数ですが、ちょっと気になるのがRemoです。オンライン通話であることは変わらずで、特徴はテーブルの概念があること。アクセスすると、パーティ会場の見取り図のような画面が出て、テーブルやソファ席がならんでおり、メンバーはテーブルを囲んで小集団で会話することができます。同時に、ステージには主催者がいて、すべてのテーブルのメンバーに呼びかけることもできます。

アメーバピグをやったことがある人には、あれのアバターのないやつというイメージでしょうか(ちょっと違うかな)。ピグにも部屋とか移動の概念がありましたよね。つまりZOOM等との違いは、ミーティングに集まったうえで、そこからさらにグループを分けられるという点です。バーチャルに懇親会なんかもできそうです。


あたらしい職業になる

こうしたオンラインツールの良さは、なんといってもイベントの規模(客数)を大きくしても、固定費が増えないことでしょう。大規模な集会には、それ相応の会場設備が必要でしたし、集客や管理の手間も正比例で上がっていきました。オンラインなら会場コスト等は規模にほとんど比例しません。学会、講義、カンファレンス、セミナー、レクチャー、冠婚葬祭や同窓会・・・とにかくありとあらゆるイベントが、規模や定員のストレスに悩まされてきたはずですが、それを見事に解消してくれることになります。これまではイベントといえばあくまでオフラインが正式版で、オンラインは予備的なポジションのように思いましたが、ようやく主役が入れ替わりそうですね。

ということは「移行期」ゆえに、この橋渡しを促進する職業が登場する(している)はずなのです。もちろん、ZOOMにせよRemoにせよ、ツールの使い方自体は難しいものではないので、誰でもできるのです。ただ世の中、簡単という理由だけでは代行業やコンサルティング業のニーズはなくなりません。昔から「事務局代行」という仕事はあったわけで、やはり主催者というのは運営を任せられる人を必要とするものです。


DXコーディネーターが稼ぐ時代

「オンラインイベントの事務局代行」や、「オンラインセミナー立ち上げのコンサルタント」など、ビデオツールをつかってリアルイベントを上手にオンラインに移行(DX)させることができるコーディネーターは、いわば「古くて新しい職業」であり、これからものすごく需要を持つでしょう。

たとえば定期的な学会の開催需要というのはどこの大学や研究機関にもあります。企業にも定期的な式典、研修、採用面接等の必要が常にあります。事務局や総務は式典のオンライン化や研修のEラーニング化、採用のオンライン化に取り組まざるを得ないのです。こうした「オンライン導入のお手伝い」をするだけでも、確実にコーディネーターのニーズがありそうです。


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