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アダルトチルドレン

ふと、そんな言葉が湧いてきた。
調べてみると、アダルトチルドレンの傾向と全く一緒だった。
そう、自分はアダルトチルドレンであった。

なんだか少しホッとした自分もいる。
発達障害も当てはまらないし、ADHDでもないし、病院に行って協力を仰ぐほどのものではない。
長年なんだ?と思っていたんだけど、アダルトチルドレンってことが分かって安心した。

というのも、得体の知れない症状のままだと、やっぱりモヤモヤするし、なんか上手くいかないってことが今まで多かった。
でもアダルトチルドレンということを知って、調べられるし対策できるし、もっと自分と対話しようと思えた。
それまでは何かにできない理由をつけることしか出来なかったから、すごくモヤモヤしたし、理由にされたほうはたまったもんじゃない。

僕は今までアダルトチルドレンって意味を何一つと知らなかった。
言葉は知っているものの、それだけであった。
決して「大人なこども」出ないことは分かっていた。
「見た目は子ども、頭脳は大人」っていうコナンみたいなのは絶対に違うと分かってはいた。

アダルトチルドレンというのは、幼少期に虐待は受けてないものの【それが原因で心に傷を抱えてしまっている大人】という位置づけだそうだ。
その心の傷を負った理由は人それぞれだが、子どもの頃のことが出来事が原因となっていることは一貫している。

特徴となるのは、子どものころの家庭環境、教育・社会との不適合など、傷を負うことになった出来事はだいたいこれで説明がつく。
虐待まではいかないものの、あまりいい環境じゃなかったなと自負がある人は当てはまるんじゃないだろうか。

かく言う僕も、両親が中一の時に離婚しており、まだ母親の教育下にあるとき、ものを捨てられたり、理由は忘れたけど玄関の外に追い出されたりしていた。
そういう悪環境が原因なんじゃないかと思う。

当てはまるものといえば、
・すぐに自分を責めてしまう、否定してしまう
・すべてが自分の責任であり、自分だけが悪いような気がする
・パートナーなどに依存しやすく、どんな方法であっても離れないようにする
・小さな失敗であっても異常な罪悪感を抱く
・引きこもりがち
と言う点が当てはまる。
ただ当てはまるだけじゃなくて、思い当たる節があったり、深く頷きたくなるものばかり。 

特に、依存心や自責の念なんかはすごくあった。
依存心のほうでは、誰かに縋ったりというのが強い傾向があったと思う。
自責の念では、自分に自信が全く持てず、自己肯定感が低かった。 
そして何事も自分が悪者になったほうが楽だと思っていたから、全部自分のせいにしてた。
上記のことから、周りからは『メンタルが弱い』とか『甘ったれ』と見られることが多かったと思う。

今でもやっぱり生きていくのが大変だという気持ちはあるし、今回の入院中の離婚もアダルトチルドレンが起因となっているんじゃないかと思えてならない。

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