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知られざるスペイン ガリシア州 ビーゴ観光ガイド

ヨーロッパ最大の港があるポンテベドラ県のビーゴ。

ビーゴの街はとにかく坂道だらけです。なのでここに住むと自然とダイエットにもなるでしょう。

数十年前までは、治安がそんなに良くなかったのですが、最近は開発が進み安全な街になっています。

私も13年前に一度、レストランの研修旅行で来ましたが何となく雰囲気が怪しかったので一緒に来た仕事場の人達とそそくさ違う街へ移動したのを覚えています。

ビーゴはポルトガルからも近く、電車やバスでも移動できます。現在は国営鉄道のRENFEの駅が開発工事中で、マドリードからビーゴまでのAVE(新幹線)が数年後に開通するようです。


通常は、ビーゴからMadridまで6時間ぐらいかかりますが、AVEが開通したらかなり便利になります。

あまり知られていませんが、ビーゴにはカツオ節工場があり、スペイン含むヨーロッパ全土にカツオ節を供給しています。

VIGO/ビーゴ

ビーゴ(Vigo)は、スペイン・ガリシア州ポンテベドラ県にあるムニシピオ(基礎自治体)。大西洋のリア・デ・ビーゴ(Ría de Vigo)に沿って広がる港湾都市であり、スペイン最大の漁港がある。
ガリシア統計局によると2014年の人口は294.997人(2012年:297,355人、2010年:97,124人)[1]で、州都サンティアゴ・デ・コンポステーラや県都ポンテベドラよりも人口が多く、ガリシア州最大の都市であり、ガリシア一の工業都市でもある。(出典:Wikipedia)


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言い忘れていましたが、ガリシアは他のスペインの地域と比べると少し異色の地域でその理由は、ケルト文化が歴史的に根付いているからです。

ケルト文化を代表する有名なものがガイタと呼ばれるバグパイプの楽器です。

祭りなどイベントがある時には、演奏している人達をよく見かけますし、街中で練習している風景も時々見受けられます。

<おすすめガリシア音楽>


VIGO/ビーゴ観光

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Parque Monte do Castro/カストロ城跡

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ビーゴの湾を一望できる17世紀に丘の上に建てられたカストロ城跡と古代ケルト民族の集落跡。


丘の頂上から眺める海と街並みと山々は、絶景です。夕日が落ちる時間に合わせて来てみたいですね。

バルも併設しているので小休憩に利用できます。

Monte da Guia/モンテ・ダ・ギア

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モンテ・ダ・ギアは、かつてビーゴの海を監視する山で船乗り達の妻が灯台の火を灯すために選ばれた場所でした。山の上には、小さな礼拝堂がありその周辺からは、ビーゴの街と海を一望できます。

ここは、タクシーで行けますが帰りのタクシーも考慮して下さい。
VigoのTaxi電話番号⇒
(986 47 00 00)
(986 27 28 29)
(664 83 61 87)
タクシー呼び方⇒
・Nececito un taxi para~(ネセシート ウン タクシー パラ~)
タクシーを一台~にお願いします。

Casco Vello/カスコ・ベージョ(旧市街)

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カーニバルの時期(2月頃)やクリスマスは街全体がイルミネーションで彩られます。

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旧市街はビーゴの港からすぐの所にあります。たくさんのバルやレストラン、カクテルの店やカフェ等が密集しています。

旧市街の中に教会もあり、週末の夜になると教会の周辺は、人々で賑やかになります。

旧市街から少し上に上がるとMirador de Olivoと言う景色のよい場所があるので、是非行ってみてください。

私は夕日の時間に近くまで来たら、ついつい見に行ってしまいます。

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Monumentos/モニュメント

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ビーゴの街中には、たくさんのモニュメントが置いてあり興味深いです。多くのモニュメントは、海に通じるものが多いです。

他にもたくさん違ったモニュメントがあるので街を散歩していると、見つけることができるでしょう。

Plaza de Compostela/コンポステーラ広場

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散歩コースにぴったりです。ビーゴの港から東の方へ歩いて行くと、海を見ながらたどり着く事ができます。

この公園の周辺にはホテルやレストラン、バルがありますが、少し高級感のある落ち着いた雰囲気があります。

アラメダ公園の近くには、雰囲気のあるVINOTECAがあり、セレクションワインを豊富に置いています。

クリスマスや街のイベントの時には、出店や移動式遊園地、大観覧車等が設置されます。

メイン通り

Rúa do Principe
オシャレな道でショッピングストリートです。
スペインの有名ブランドでガリシア発祥のZARAやH&Mなど様々なショップが並んでいます。


Avenida da Gran Via
Vigoの中でも一番の主要な通りでもあり、スペインで展開している大手デパート
「El Corte Ingles」があります。
ここの通りも坂になっていますが、現在工事中で歩くエスカレーターが設置される予定です。


Rúa deRosalia de Castro
この通りの周辺は、比較的たくさんのレストランが密集しています。旧市街が飲みに行く場所で、こちらの通りがご飯を食べに行くと言う感じですね。

定期船

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ビーゴの港には、いくつもの埠頭があります。貨物船用や漁船用、豪華客船用、定期船用。


定期船の乗り場は、港付近の商業施設「LAXE」から東へ向かった所にあります。行き先がCangasとBueuと二つあります。(夏のシーズン中はシエス島とオンス島行きもあります。)

私が以前の記事で書いていたレストランや絶景スポットは、このCangas行きの定期船に乗っても向かう事がきます。

少し値段は掛かりますが、CANGASからタクシーで
Caracola de Cabo Home(カラコラ・デ・カボ・オメ)と伝えて下さい。
絶景スポットに連れて行ってくれますが、帰りのタクシーを呼べるようにしておいてください。


万が一タクシーを呼べない事になったら、近くにいる人に
Cangasまで乗せてくれとお願いして下さい(笑)
ガリシアの人達は、とても優しいので可能だと思います。

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写真はカンガスのビーチです。夏のシーズンにはたくさんの観光客が訪れます。

ビーゴの港からシエス島とオンス島に向かうことができます。

チケット売り場は、港から街の方に向かって真っすぐの所です。
定期船に乗っている時にひょっとしたらイルカに会えるかもしれません。


私は運よく一度だけイルカに遭遇しました。

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<定期船時刻表>

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<CANGASからのバス時刻表>

Cangasからのバス時刻表(L1、L2を参照)
(注)時刻表はシーズンや平日、土曜日、日曜日と変更があるので随時確認してください。


前回の記事でオススメしていたレストランの停留所は、ALDÁN CASA DO MARです。停留所毎に車内アナウンスがないので運転手さんに聞いて下さい。

おすすめビーチ

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(写真はサミルビーチ)

・Playa de Samil/サミルビーチ←Vigoからタクシーで行けます。
・Playa del Vao/バオビーチ←Vigoからタクシーで行けます。
・Plaia da Barbeira/バルベイラビーチ←Vigoから少し遠いです。
・Isla de Cies/シエス島
・Isla de Ons/オンス島


シエス島とオンス島については、ポンテベドラの記事に詳細あります。

おすすめレストラン・バル・お店

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↑タコのガリシア風/PULPO A FEIRA

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↑セントージャ/CENTOLLA

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↑マテ貝/NABAJAS A LA PLANCHA

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↑ホタテのガリシア風/VIEIRAS A LA GALLEGA

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↑ネコラス(小さい蟹)/NÉCOLAS
おつまみ感覚で手で割りながら食べます

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マリスカーダ/MARISCADA
ガリシアの魚介類の盛り合わせ

【おすすめレストラン・バル】

・La Aldeana←Pulpo a feira タコで有名なバル

・Restaurante Abisal←少し高めののモダンスパニッシュレストラン

・Restaurante Hierba Luisa←洋食創作系レストラン

・Marisquería Rias Baixas←魚介類専門レストラン(ガリシアの魚介類食べるならココ)
・Restaurante O Bruño←Cangasにあるガリシア料理レストラン(ロケーション良し)
・Quesería Marqués de Valladares←チーズ専門店(ガリシアチーズ以外にも種類豊富)
Arjeriz←ワイン専門店。厳選ワインがたくさんあります。

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市場

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ヨーロッパ最大の漁港市場。以前は、誰でも見学できましたが現在は許可がないと入れません。

ガリシアではサメ料理も有名です。干物の文化も伝統的にあり、サメや、鰯などの干物料理もあります。

<Mercado de Progreso/プログレソ市場>

こちらのプログレソ市場は、Rúa do Principe通りを越えて少し山側にあります小さな市場ですが一通り肉屋さん魚屋さん八百屋さんなどあるので一度足を運んでも良さそうです。お土産品も売っています。

Vino gallego/ガリシアのワイン(ブドウ品種)

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・(白)Albariño/アルバリーニョ→キレのあるワイン
・(白)Godello/ゴデージョ→スムーズな口当たりで複雑な味わい
・(白)Treixadura/トレイシャドゥーラ→柑橘系のアロマ
・(白)Loureira/ロウレイラ→ローリエを思わせる独特な風味
・(赤)Mencia/メンシア→タンニンと酸味が少ないですが飲むとフレッシュ

一般的に言われているブドウ品種の特徴ですがワインによりけりですので参考程度までに。

ORUJO/オルホ

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オルホはワインを作る時に葡萄を潰した後に残る絞り粕を蒸留して作られるガリシア特産のお酒です。イタリアではグラッパ、フランスではマールと呼ばれます。

種類は豊富でノーマルな透明タイプからハーブ入りやコーヒーなど様々で、最近発見して驚いたオルホは、酒粕を使用したものがありました!!

ガリシアでは、よくレストランで食事をした最後にChupito(ショット)をサービスとしてくれます。
なぜ食後なのかと言うと、食後にキツイお酒を胃に流し込む事で消化の促進を促すそうです。


レストランのサービスの人と仲良くなると大体サービスしてくれます。

参考本

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ビーゴは正直言うとあまり観光する所がありません、なのでVigoを拠点に周辺のポンテベドラやサンティアゴ・デ・コンポステーラ等を観光しに行くのもおすすめです。


離島メインでゆっくり休暇を過ごすならば、VIGOに滞在がお勧めです。
坂道が多いですが、とても雰囲気のある街です。

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