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SNSは競技を知る入り口


SNSって競技を知る入り口だよねって話。
僕はウエイトリフティングっていうマスに出にくいスポーツをもう10年やっているけれど、今と昔ではウエイトリフティングを含めスポーツやアスリートの認知の仕方が多方面に広がってきているなと感じたから、原体験と共に久しぶりにnote更新です。

同業でも知らなかった。

高校生の頃、日本のトップリフターってほとんど知らなかった。ウエイトリフティングやってるのに知る術が少ないし、テレビでもやらない、雑誌もない。
そのくらい見る場所が少なかった。
だけど、SNSが浸透していってより情報が手に取りやすくなっていった。

その先駆けだったのがウエイトリフティングでいうとフェイスブック。
僕が大学生の時にナショナルチームのフェイスブックページが出来て、練習動画などアップし始めた。当時はそれで知った選手もいたし、自分より強い選手たちの練習を見れるって貴重でとても勉強になってた。
練習だと自分自身に落とし込みやすい、内側を見れる価値って大きい。
昔はよく強い選手の練習ノートを勝手に見て勉強してたし、、、笑
やっぱり強い選手の内側が見たいよね。
今は更新されていないけど、当時の練習動画などはまだ見れる。
ナショナル入りたての自分の練習動画も多分あると思う、よかったら見てみて。

表現する方法するはなんでもいい 

SNSと言ってもたくさんある。
Twitter,Instagram,note,TikTok,Youtube…
アスリートがそれぞれが得意な表現方法に合わせて使えるプラットフォームが整っている。テキスト得意な人、動画得意な人、喋り得意な人などそれぞれの表現方法でコンテンツを出せば良い。
ハンドボールの土井レイミ選手はもっともわかりやすい。ツイッター、インスタを圧倒的に上回るフォロワー数をTiktokで獲得している。

ウエイトリフターはインスタグラムが相性が良い。
インスタグラムが1分の動画を投稿できるようになってから、競技者以外からの認知度も変わった。プレー時間が極端に短いウエイトリフティングにはちょうど良い時間なのかもしれない。あと、ウエイトリフティングはスナッチ、クリーン&ジャークの2種目で競うが、トレーニングとしてスクワットやデッドリフト等も頻繁に行っているので、その動画で認知する人もたくさんいる。

実際に自分のことを最初に知るきっかけはインスタグラムが多い。

トップ選手の動画や理論を共有するとことは、コンテンツ受け取る側はもちろんだがコンテンツを出す側も認知される以外にメリットがある。
コンテンツを出すことでどんな層にどんな投稿が刺さるのか等マーケティングを学ぶことが出来る。また、自分がやっていることを言語化する作業は自己を理解するいい機会で、より深く自分のことを知れる。特に競技する時間以外に没頭できる時間を作ると頭がクリアになる感覚がある。それが結果的に自分のパフォーマンスが上がるとも思っている。

結局見られていないと価値は生まれない

いくら重いものを挙げたって、いくら速く走れたって誰も見ていなければなんの価値も生まれない。多くの人に見られて、人の感情を動かせた分だけ価値になる。来年はオリンピックもある。SNSが入り口となって今まで知らなかった競技や様々なアスリートを知って、みんなで楽しみましょーねー!



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