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#7 【読書】リトルターン_Noteを始めたら不思議な本に出合った

世界一周ゼミの課題で始めたNote。
生活しているとブログやNoteの記事は日常生活で触れることは多いけれど、どうせアフェリエイトのお金目的の記事しかないんやろと性根がひねくれている自分はまさか書く側になるとは思ってもみなかった。

他の人のNote記事を見る中で、気になったのは古性のちさんという方。
”世界一周”をしている人はたくさんいるんだけど、旅の目的、表現などなにか独特の空気感がある感じ。
野球歴12年の猿なのに、実は詩集を読む私にとって、古性さんの言葉は凄く素敵に感じた。

私はなぜかGoogleに30代独身男性とばれているので、SNSでは無限に美女・ギャルたちがチャンネル登録をお願いしてくる。
そんな美女たちとは違う輝きを勝手に感じている古性のちさんがおすすめしていたリトル ターンという本を読んでみた。


読んだ本はコチラ

  • リトルターン Little Tern

  • ブリック・ニューマン作 五木寛之訳

  • 300円(中古)!!

どんな本??

突然飛べなくなったアジサシという鳥の主人公が自分と向き合う物語
物語といってもストーリーがあるわけではなく、自己啓発本に近いところもあるけれど、何か明確な学びを押し付けてくるわけでもない。
私的には、自分の感情の現在地を確かめるための本。

感じたこと

飛べなくなった主人公は、陸で感じていた未知のモノに好奇心を持つ姿は、私のこれからの世界一周に重なった。
ネタばれになるので中盤は割愛するが、主人公は最後あるものに気が付く。
今の私にとってそれは、世界一周ゼミで自分の旅と向き合うことで気が付いた、大切な存在(自転車とおじいちゃん)だったのかもしれない。

また、この本の翻訳が独特だった。
本を正確に翻訳するのではなく、作者の思いを想像し、たまには大胆に誤訳しながら「想訳」したらしい。
久しぶりに本を読んだけど面白いな。世界一周中、時間はあるだろうからたくさん読みたい。

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