上場企業への内定チケットを使わず就職活動をした理由
就職活動時の話になります。
1.東工大生の就職活動
多くの理系大学と同じように、東京工業大学院にも学校推薦があります。
以下、私は学校推薦を利用する予定は全く無かったので、聞いた話になります。
推薦先の企業は、皆さんが知っているような大手企業が名を連ねており、推薦人数も1人ではないようです。
もちろん推薦を使えば内定というわけではなく、その後面接がありますが、内定が出る確率は相当高いようです。
学校全体としての数字は把握していませんが、私の周りでは半数程度が学校推薦を利用していました。
2.学校推薦を利用しなかった理由
私は「年収」と「仕事のやりがい」の2軸で企業を選んでました。
その結果、年功序列制度を採用している伝統的な日本企業が並ぶ、学校推薦を利用しませんでした。
2.1.「年収」
私は企業研究をする場合、まずその企業の30歳の年収を調べていました。
最も想像しやすい将来というので、30歳の年収を見てました。
なぜ、年収というのは生い立ちなどに関係するので言及はしませんが、30歳を過ぎた今、この軸は間違っていなかったと思っています。
個人的な贅沢のため、だけではないです。
様々なライフイベントが発生しやすい30歳において、周りに迷惑に迷惑を掛けるのではなく、周りを幸せにするためには、私の人生ではお金が必要でした。
2.2.「仕事のやりがい」
「仕事のやりがい」という言葉を使いましたが、言い換えるならば、「20代でビジネススキルを鍛えられる環境」です。
企業に依存するのではなく、自分で生きるためのスキルを身に付けたいと考え、年功序列制度の日本企業では難しいと結論に至りました。
#多分に、年功序列制度に悪いイメージを持っていたのはあります。
私自身、伝統的な日本企業で勤めた経験がないので、当時の判断が正しかったかは不明ですが、転職をしたとしても再利用可能なスキルを習得することが出来たのではないかと思っています。
3.就職活動で得たもの
自己分析やコミュニケーション能力向上も得たものとして大きいですが、一番は「ビジネスへの興味」です。
ビジネスに興味が湧いたからと言って、現在精通しているかと言われると、全くそんなことはありませんし、そこまでの努力は出来ていません。
行っていることとすれば、ビジネスニュースを見たり、新しい企業があればマネタイズの方法を調べたりする程度です。
ただ、世の中に良い影響を与えるIT技術の利用方法を考えたり、実務においては、企業様のビジネスに役立つシステムという観点を持てていることに、就活時に得た「ビジネスへの興味」が役に立っていると思っています。
理系の皆さんも製品を作ることに携わるなら、日本一売れるものを作りたいですよね。笑
就職活動は自分のアイデアを爆発させるキッカケになるかもしれません。
(私はそこまで至りませんでした、、、)
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