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百聞ハ一見ニ如カズ

100回マニュアルに目を通し、100回有識者からためになる話を聞くより、1回実物を見て、触れる体験をする方が理解が深まる。この体験は様々なところで経験してきた。例えば行政書士試験。私は資格取得のための勉強をしながら、実践に臨めるという、環境をいただいた。そのおかげで勉強した事が実務でどのように結びつくのかイメージがついた。「行政書士試験って実務で使えないよね。」というのをよく耳にするかもだが、確かに実務に直接繋がるような試験でないのは間違いはない。ただ私はこう考えます。この試験は受験資格がありませんので法律の基礎知識が無い人も沢山受けている。従って、この試験はまずは法律の基礎体力をつけるという意味合いがあるのではないかと思います。そしてその基礎体力は実務と並行して進めると知らない案件が舞い込んできても、わからなくなったらどの法律に戻れば良いかの勘どころが付きます。そして行政書士の業務は案件を受けた時に二つ以上の法律を理解していく必要があり、許認可を軸とするなら必ず理解している必要があるのが行政手続法。行政書士試験で最も配点が高い行政法の中の一つです。まずその軸があり、建設業許可の手続きをするなら建設業法を、農地転用の手続きなら農地法をと足し合わされていく。農地転用などは案件の難易度が上がると他法令との調整の関係で、都市計画法、建築基準法等、様々な法律に立ち戻る事があります。よって、行政書士で実務的な法律の試験を組めっていうのがそもそもとんでもないボリュームになるから、基礎体力を付けるための試験と理解するのが1番腹落にするかな。あんなに頑張って勉強して資格をとったのに実務で全く生きてない!よく耳にする行政書士は食えないみたいな風潮は、資格試験と実務のギャップに悩むからなのかな。食える食えないは私は言えたことでは無いので差し控えるが、競争試験では無いから誰でも合格のチャンスがあって、受かれば地頭の高さは証明できるから、挑戦する価値はあると思うんだよな。明日は行政書士試験の本番のようなのでなんとなくこんな文章に流れてしまったが、最初のテーマの「百聞は一見に如かず」は妻は某トイレ会社のコールセンターで働いていて、厚さ20センチぐらいのカタログを横に電話対応をするようだが、実際の機械を見る事はないらしい。最近トイレの小ボタンを押しても水が流れない現象が起こったので、トイレの中を開けてみました。

キッタネー、、、こんな事にでもならなければ開けないもん。汚れは置いておいて、妻はカタログや図面で見ていた世界が目の前に広がっていたようで感動していた。とは言え流石に自分達では原因まで分からないので、修理を得意とする義父の登場。今回流れない原因は小ボタンを押すとフロートバルブを持ち上げる時に繋がっているチェーンが切れてしまっていたのだ。チェーンをホームセンターで買ってきて代用したら見事に直りました。直し方を見ていた妻は改めて、実物を見て触ることの大切さを感じたようで、今の仕事への理解が少し深まって楽しかったようだ。何度も言うが、「百聞は一見に如かず」なのだ。

最後に今日の晩餐は辻堂駅南口にある「1000のクシヤキ」。誕生日という事で、私の大好きな「ハツの唐揚げ」を2倍盛りで作ってくれました。コレがほんとうに上手いんです。店は清潔感あるし落ち着いた雰囲気で美味しい串とお酒が楽しめるのであまりバレたくないお店の一つ。次は忘年会にでも行きたいな。

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