見出し画像

Chapter.7 広島名物に溺れ(広島、山口、福岡旅行編)

おぉぉぉ、、、あの旅行から2週間も経ってしまったのか。まだ2日目が書き終わらない。
日常に戻り、記憶が朧げになりつつある中、なんとかたどりながら続き。

アパホテル広島駅前大橋から車で約40分。商業施設etto(えっと)の駐車場に停めて、いざフェリー乗り場へ。
電車の方は広島電鉄「広島宮島口」駅が最寄りとなります。

昨日に引き続きフェリーに乗船。
本日の目的は「宮島」

日本の観光地の中でも有数の名所。有名なこの鳥居。最初の目的地は「厳島神社」

フェリーを降りると鹿がお出迎え。

割と大人しい。
フェリー降りてすぐに居るから、沢山餌付けされてお腹いっぱいなのかもな。
大久野島に引き続き、動物を愛でる子供たち。
子供的には文化遺産よりも動物だよな。
でも今日は(も?)パパとママに付き合ってもらいます。

スティールパン。
トリニダード・トバゴで発明された楽器らしい。シルバーで中に凹んでいて、バチで叩いて鳴らすのはよく見るが、これは手で叩いて鳴らすらしい。
すぐ後ろは海で、波と混ざる心地いい音。
和の中でのミスマッチ感が逆にいいな。

しかし、人が多い。賑わいが戻ってきたのはいいことだが、あらゆる所が混む予感。

お昼に食べたいお店がオープン10時半ということで、着いて早々だが向かう。

オープン15分前。すでに10組以上の列。
私たちが並ぶ後ろにもさらに列が出来る。

数ある広島名物の中で牡蠣と穴子飯は外せないよね。ということで、やってきたのは「焼きがきのはやし」。


お店の外でも焼きがきのスタンバイが始まる。あと5分でオープンだがこの香りでお預け食らわされるのはきつい。昨日のお好み焼きに引き続き、広島は香りで煽りまくってくるなー

お店の前の水槽。牡蠣の成長記録?

お店入り口入ってすぐ。
さらに奥にお座敷や個室も用意されていて、従業員もかなりの人数が行き来している、なかなかの大型店舗のようだ。

私が頼んだのはカキフライ定食。広島産の大粒な牡蠣を豪快に衣であげてある。今まで見たカキフライはなんだったのだろうというぐらい立派。衣サクサク、中は牡蠣のエキスがすごい。
おしゃれに牡蠣の器にケチャップとタルタルが付いてるが私はそのまま食べてエキスに溺れるのが好み。

小鉢にも牡蠣の煮付け。これも味が染みていて絶品。噛むほど味わいが出る。

子供達の穴子飯。カキフライ食べるのに夢中で写真撮ろうと思った頃には見るも無惨に、、、
少しいただいたが、子供が夢中になるのもわかる。

そして妻の牡蠣飯、、、妻自身も着丼から食べることに夢中になってしまい、気づいた頃には跡形も残ってなかったようだ。

topページに「焼きがきの発祥の店」と謳われていたよね。もちろん頼みますよ。名物焼きがき。超人気メニューで頼む時にはすでに提供まで30分待ち。お預け食らった甲斐があった、、、今までお店で食べた焼きがきももちろんうまかったさ。北海道から取り寄せた仙鳳趾を焼きがきにした時も最高だった。もちろんこの頃の記憶から遠ざかったからってのもある。
現地で食べてる補正もあると思う。
でもあえていう。

「レベルがちがう。」

肉の厚みもそうだが、ここまで旨味が閉じ込められた牡蠣は初めて。
程よく焼かれ香ばしいかおりの爆弾も合わさって、噛み締めるごとにハートに引火してました。
多分このまま爆発して死んでも仕方がない。

子供にも一口食べさせてみたが、案の定お気に召さず。逆に気に入られ、この幸せをこれ以上奪われなくて良かった。子供でいてくれてありがとう。
大人だけが昇天し、しばらくこちらの世界に帰って来れなくなりました。

この日記書きながら、写真を見てたら口元から溢れてきそうだ。
うまいものって最高だよね。2日目始まったばかり、牡蠣のエネルギーを蓄え次なるステージへつづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?