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経営理論・MBAのフレームワークを私生活に使うプロジェクト⑧ 戦略を決定する
こんにちは!World One研究所です!
今日は戦い方を決定するMBAのフレームワークをご紹介します!
フレームワーク群③の内容をご説明しますが、全フレームワークをご確認したい方は以下の記事をご参照ください!
フレームワーク群③
本日は、フレームワーク群③の戦い方を決めるの内容をご説明します。考え方を順番に追っていきたいと思います。
STP
STPには、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングで構成されています。セグメンテーションでは、市場や顧客のニーズの違いを表す分類によって顧客を細分化していくことを指します。セグメンテーションで細分化を行う際は、年齢・性別等で分類していきますが、顧客が個人であれば消費財市場の分類、法人であれば生産財市場の分類をもとに切り分けていきます。
コトラーの競争地位
次に、まずはポジショニングで市場での自らの立ち位置を確認した上で、戦略を見定めていきます。まず、コトラーの競争地位で、経営資源の質、経営資源の量に基づき、リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーとなるかを決定します。
また、ポーターの基本戦略でどのようにリーダーであれば、市場全体の拡大を目指すことを視野に、チャレンジャーであればリーダーの弱点をつきシェアを高めることを、フォロワーであれば、開発コストを抑えて収益を高める戦略、ニッチャーであれば、専門家するとで収益を高めることを戦略にします。
ポーターの基本戦略
次に、ポーターの基本戦略で、より深く戦略を組み立てていきます。
まず、全市場を対象にするのが、コストリーダーシップと差別化戦略です。競合よりも低コストで価値を生み出すことにより競合より安く製品・サービスを提供します。差別化戦略では、製品・サービスを競合のものより魅力的にすることにより、シェアを拡大させていく方法です。
集中戦略は、市場全体を対象にせず、ある特定の市場に絞りこむ戦略です。特定の市場に対して、コストリーダーシップもしくは差別化戦略を取っていきます。
その上で、セグメンテーションの中で、どの層にアプローチしていくのかを決定します(ターゲティング)。
尚、それぞれの顧客層へのアプローチ方法には、無差別型、差別型、集中型があります。無差別型は特定セグメントを絞らない方法です。差別型は、セグメント別に価格や製品を変更していくアプローチ、集中型は特定のセグメントに絞りこむアプローチです。
さて、本日は戦略を決定するためのフレームワークをご紹介しました。次回は、製品・サービスを決定していくフレームワークをご紹介します。
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