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高学歴3兄弟(筑波医、早稲田、京都)

あまり印象の良くないタイトルですが、
興味がある人だけ読んでみてください。

大前提として、今回の内容は学歴の良し悪しを書いたものではありません。

これまで兄弟の話をすると必ず
「兄弟全員頭いいのすごい、どうしたらそんな風に育つの」
なんて言わることがあるので、
なぜ今の状況にあるのか、その要因を探すために過去を振り返ってみるというものです

誰が興味あるんだって感じの内容かもしれませんが、つらつら書いてみます

3兄弟の特徴

まず、私は兄と弟がいます。
上は3つ、下は4つ離れていて全員男の真ん中です。

3人の学歴

中学までは全員普通の公立中学校に通っていました。
公立の中学校の中では、全員それなりに頭がいい方だったとは思います。
だいたい学年順位1桁が当たり前で、弟に関してはTOP3ばかり取っていたと思います。

ただ、兄と私に関しては学年が上がるにつれて順位を落としていき、私は中3の時は2桁取ることもありました。
兄に関しては中2ぐらいからだいぶ成績は落ちてたような気がします。

高校以降のそれぞれの学歴は

  • 兄:木更津高校(偏差値:65前後)に後期でぎりぎり合格➡勉強さぼってクラスで下から2番目を取る➡大学受験直前から頑張るも第一志望に受からず浪人➡ドラマの影響?で突如医学部に行くことを決める➡勉強しすぎてボロボロに➡なんとか筑波大学医学部(医学科ではないため医者にはなれない)に合格➡大手企業に就職

  • 私:早稲田実業学校高等部(偏差値:72)に推薦入試で合格➡大学が決まり勉強しなくなる➡部活のために学校に行く➡学部決めのテストがあるが、キャンパスが所沢のスポーツ科学部は不人気で定員割れするため勉強をしなくなる➡4年間所沢で走り続ける➡実業団で2年半競技をして引退➡色々なことをしながら生きている

  • 弟:千葉高校(偏差値:73)に合格➡トップレベルに勉強は出来るのに、自信がないためコツコツ勉強➡コロナで家にいるも走ることと勉強を自律して両立➡東大より京大がいいということで京大受験を決める➡滑り止めに慶應大学を受け2週間の勉強で合格➡京都大学に現役合格

こんな感じの学歴になっています。こう見ると自分でも割と優秀な家庭って感じもしますね。

ただ、勉強ってやるかやらないかの問題なのかなとも思います。
要領の良さは間違いなくあると思いますが、
兄も高校時代は早稲田大学を落ちているぐらいそんなに頭良くなかったのに、浪人期間は死ぬほど勉強してたので。

ただ、弟だけはまじで頭いいなって思います。勉強が習慣化されていて、やっぱ習慣化って最強だなと思います。

ちなみに私は中学まではそこそこ頭良かったと思いますが、それ以降はほとんど勉強しなくなってしまいました。

パーソナリティ

学歴とは関係ありませんが、3兄弟はよく顔が似ていると言われます。
少し前に兄の結婚式で、たくさん似てるねと言われました(興味ある方はInstagramへ)
顔は確かに似てるんですが、性格は全然違います。

あくまで私から見た兄弟の性格ですが、

  • 兄:社交的で現実主義と楽観主義の中間ぐらいにいて、平和的なタイプ。好奇心もほどほどにありつつ、堅実な生き方をしている。良くも悪くも無難さがあり、冒険はあまりしない。人間関係は良好で人当たりはいい。

  • 私:超負けず嫌いで自分の意見をなかなか曲げられない。人付き合いも多くの失敗をしてきた。好奇心旺盛で興味がわいたらすぐにやり、ハマったら極めたくなるタイプ。安定してると飽きてしまうため、堅実に生きることを選ばず何かに挑戦していたい。モチベーションの浮き沈みが激しい。

  • 弟:自分で決めたことはきっちりするタイプで、一番真面目。コミュニケーションは得意な方ではないと思う。真面目過ぎて、失敗を恐れている気がする。そして、真面目すぎるが故にうまくサボる事もできず爆発する。(昔勝手に塾を辞めてきたりしていた)継続も出来るし、自制心も強い。

こんな感じの性格だと思ってます。
もしかしたら家族の前と、他の人の前だと全然違うかもしれないので、本当の性格は分かりませんが…

簡単にまとめると、
私と弟が極端に性格が違い、兄はその中間にいるイメージです。

行き着く先は長距離

スポーツは、兄が小学生からサッカーを始めました。
その影響で私もサッカーをやり始めました。ほどほどには出来ましたが、活躍するほどのセンスはなく結局陸上のほうが得意で中学からは陸上の方がやる気があり、部活も途中からバスケ部に変わりました。(ここの経緯は、幼児〜箱根駅伝までを振り返る(中編)に記載しています)

弟は、球技があまり向いてなくて早々にサッカーを辞め、中学はそこの中学初の陸上部を作り陸上をずっとやっていました。陸上も真面目に練習していましたが、それと同じかそれ以上にずっと勉強していた気がします。
ちなみに夏休みは総体と夏期講習でパンクして
親にも何も言わず勝手に教科書を返却して塾を辞めてきました。
(そのあと、成績が優秀だったために塾からの猛烈な説得とサポートがあり塾には戻っています)

兄は高校までサッカーをやっていましたが、センスがあったのかと言うと
そんなこともありません。
高校2年の時に試合で活躍するこに限界を感じていて、そのタイミングで兄の友人が陸上部に勧誘したことがきっかけで、陸上をスタートします。

そんな感じで、結局3人とも陸上の長距離を始めました。
ちなみに親は一切長距離をやっていません。
祖父はトライアスロンをやっていましたが。


子育てと環境

ここまで色々な違いを書きましたが、
じゃあ多少勉強が出来る3人が生まれた要因は何かと考えたら、やはり幼少期時代の過ごし方だと思います。

頭の良さは少なからず遺伝が多少の影響はあるという論文もありますが、
遺伝とかの話は元も子もなくなるし、遺伝以上に環境要因が大きいこともわかっているので一旦今回はスルーします

それよりも大事な部分が、幼少期時代の過ごし方だと私は思っています。

私の家庭の子育てが良いとか推奨するとかそういったものではなく、
あくまでこの3兄弟がどういう育ち方で今があって、共通部分としてこんなことは良かったのではないかという個人的な考察です。
ですので、完全に主観だらけのものなのでよろしくお願いします。

母親

子育てに関して言うと、特に母親は熱心だったと思います。両親は共働きでしたが、そんな中でも母親は子育てにかなりの時間を割いていたと思います。
過保護というわけではないと思いますが、子供達のために自分の時間を犠牲にして多くのことをしていたと思います(とても感謝しています)

小さい頃は寝る前の本の読み聞かせの時間がありました。これはあまり本を読まない自分が、最低限地頭が良くなった理由のひとつだと思っています。
不確かな情報ですが、本の読み聞かせは頭が良くなるみたいなものもあった気がします。

父親

母親だけが子育てを頑張っていたかと言うとそういうわけではありません。
父親は週末にいろんなところに子供達を連れ出してました。

毎年の旅行も含めて、色々なところに行った覚えがあります。
旅行先では、博物館とか資料館のようなところ(当時は全く興味なくて嫌だった)から、アクティビティが楽しめるようなところまで幅広く行きました。
他にも旅行で卓球、バドミントン、テニスをしたり
スノボに毎年行ったりしました。

習い事

色々な習い事をさせてもらえたのも大きいです。
サッカー、水泳、英会話(少しだけ)、塾、陸上等いろんなことをやらせてもらえたことで、成長できたと思っています。
当時はめんどくさいと思うことも多かったですが…

こんな経験が好奇心に繋がったり、地頭の良さに繋がっているのかなと思います。

実際に運動は頭の良さに繋がるということも証明されているので、小さい頃から色々なスポーツや遊びをしていたことは今に繋がっていると思うし、本当に良かったなと思います。

以前書いた「幼児期〜箱根駅伝までを振り返る(前編)」にもある、特徴的な保育園にいたことも要因かなと思います。

環境

環境は、かなり影響が大きいと思っています。
子供の時の環境で将来の年収に差が出るということも言われていたりしますし
田舎から都会に上京した人なら経験したことがあるかもしれませんが、やはり土地柄や育った環境で会話の中身も違うなと思います。(これはどっちが良い悪いではないと思っている)

そういう意味では、都会の方が幅広く人がいて、チャンスは多いのかなと思ったりもします。

じゃあ私達3兄弟が都会にいたかと言うとそういうわけではありません。
千葉県の中でも田舎の方ですし、お世辞にもレベルの高い地域とは言えません。

ただ、その中でも勉強という面でその中で高いレベルになれたのは、気づいた時には多少頭がよく、そこからさらに早めに塾に行ったことで、レベルの高い人達と早くから勉強することが当たり前になっていたことも影響していると思います。
これは私の陸上もそうで、やはり学校だけでなく県の代表合宿や関東大会・全国大会に出て、そこに友達が出来たこと、これは明らかに視野を広げ、当たり前のレベルが上がっていました。

また、これはあくまで私自身のことですが、多少勉強は出来ていましたし、足も速かったので、周りからはすごい人扱いをされていました。
プライドが高い人間のため"頭が良くてスポーツができる自分"を守らなくてはいけないと感じてた部分もあります。
それが結果的に周りに流されず、高いレベルでいられた要因でもあります。
これが原因で人間関係の悩みもありましたが…

他にも、男3人で年齢も3歳差と4歳差で近すぎず遠すぎずで、兄弟の中で1人だけレベルが低いということが嫌だったのではないかとも思っています。
だから自然と3人とも同じレベル感で過ごしていたのではないかと思います。

個人的な考え

こんな感じで私達3人は世間的に見たら頭がいい兄弟と言われることになりましたが、

勉強が出来ることが素晴らしいとか全くそんなことは考えていません。
頭の良さは色々な物差しがあるし、
学歴なんてものは自己紹介の一つのネタぐらいでしかないなって思ってます。
(早稲田慶應は母校愛が強いので、仲間意識が強いのは得ではある)

社会人になってからは、勉強の頭の良さよりは思考力だったり、視野の広さ、コミュニケーション力の方がはるかに大事だなと思ってます。

大事なのは今何を考え、どう行動しているかで
自分の人生が充実してれば、学歴なんてどうでもいいなと私は思います。

ただ、今の日本では学歴があることによるメリットは間違いなくあります。
なので勉強しておいて損はないです。
選択肢は多いに越したことはないので、熱中するものがないなら勉強した方がいいです。


でも学歴があることによるデメリットもあるのかなとも思ってます。 

学歴があることで、世間的ないわゆるエリートコースである大企業にいくことなどを、自分の意思ではなく世間からの評価で選んだりしてしまうこともあるのかなと

この話も、話しだすと長くなりそうなので
今回はこの辺にしておきます。


まあ今回の話は興味ない人がほとんどだと思いますが
どうしてこんな自分になり、自分が子育てするならどうするかな
なんてことを考えるためにこれまでを整理してみました

最後まで読んでくださった方へ

おそらくこのテーマでここまで読んでくれた人は
他のテーマも読んでくださってる方だと思います

いつもありがとうございます

弟と違ってモチベーションのアップダウンが激しいので、継続した投稿がとても苦手です

少しでも反応があるとモチベーションに繋がるので、いいねやコメントしてもらえると
読んでる人がいるんだなって感じられて嬉しいので

閉じる前にそれだけしてから閉じていただけると嬉しいです


それではまた

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