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[note33]Padletを効果的に使うには?その②

講習の第3期が終わり、一先ず5日間で利用したPadletの振り返りと課題点をまとめておきたいなと思っています。

Padletの利用パターン

  • 生徒がテキストを読んで疑問点をPadletに書き込んでいく。授業は疑問点をメインに詳細を扱う。

  • 国際政治史の要点を世界地図(ボードのマップ)を使って、ピン止め+簡単な説明や画像添付でまとめる

  • 同じく世界地図(マップ)を使って、各自に割り当てた地域紛争について概要を確認しながら、地理的なイメージをつける

これが4日目までの流れでした。
その中でやはり課題となるのが「問う」こと自体が難しいということ。
生徒は「こんなこと書いていいですか?」と確認します。問いに良いも悪いもないと言っているので、気になれば書き込めばいいんですが、それは場がそのようになっていない、高校3年生だけに自分なりに質問の軽重というか良し悪しを判断してしまっている。「問う」こと自体にクラスにいる全員にとってのプラス要素があることが浸透すれば良いのですが、それは少し時間がかかることですね。

最終日のPadlet(派生した質問も多く、これまでで最も多いやり取り)

最終日はテキストとチャプターごとにいくつか、教師サイドから問いを与えておきました。それを視点としながら読むパターンです。
最終的なイメージは生徒が自分自身で問いを生み出すことなので、本当は避けたい形だったのですが、比較対象として今回はこのパターンで授業を進めました。やはり基本的な生徒-教師関係は変わっていない感じです。

生徒(解答する人)×教師(問う人・発問する人)

ここを変えるのが最終的な目標ですが、意外とこちらの質問から派生して、新たな質問が出てくるという傾向がありました。そうならば、入り口だけ問いを提示した上で読む観点だけを与えて、後は自由にさせるというパターンもありなのか!?生徒に聞くと、その方が答えやすいし、意外な質問も生まれやすいんじゃないかと言っていました。そうなのか…。問われることになれているからね。しかも、質問するためのスキルをしっかり教えた訳ではないから、この形がしっくりくるのかも知れない。

必ず考えて欲しい点だけに絞って教師が問いを提示する

これでもいいか。講習は来週の月曜日からまた5日間あります。そこでは、問うことを何とか絞りながら、そこから生徒が派生させていくことを期待した使い方をしてみようかな。また、生徒が答えたことに対して、更に問いを重ねていくと、別の生徒が答えたり、読んでいるだけでも納得できることがあるという生徒の意見も参考にしてみよう!!

Padletは楽しい&使える…ICTは自分が楽しいのが大事!!

と思っているので、とにかく今は色々試します!!
classroomと連動させると、もう少し広がりがでるのかな?
Padletのアイディア、募集しています!!


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