【教育】人を育てるのは言葉
できる。できない。どちらも刷り込みができます。
毎日のように「できる。」と言われてきた子は、自分はできる人間だと思えます。
逆に、「できない。」と言われ続けた子は、自分はできない人間だと勘違いをします。
特に、子どもは素直です。
いいことだって、悪いことだって、たくさんのものを吸収します。
スポンジのようにどんなものも吸収します。
私は、別に良いものだって悪いものだって吸収すればいいと思ってます。
清濁併せ呑む。
いいものも悪いものも、入れてみなくちゃわかりません。
両方あるから、健康でいられるんです。
でも、吸収しちゃいけないものだってあります。
人の身体だってそうです。放射能を吸収したら、健康を害するのは目に見えてます。
人の心にとっての放射能はなにか。
それは、自尊心を傷つける言葉です。
あなたは存在する価値がない。あなたはできない人間だ。
そんな言葉は浴びてはいけません。
心が壊れます。
壊れた心は元にもどりません。
自尊心を傷つける言葉。
そんなもの無視しちゃえばいいじゃん。そう思う人だっていると思います。
大人はできますよね。情報を選んで吸収すること。
でも、子どもはできません。
子どもはどこまでも素直です。
素直だから、大きく成長できるんです。
素直だから、傷つきやすいんです。
だから、子どもにかける言葉は大切にしなくちゃいけません。
ちょっとした一言で心を傷つけてしまいます。
自尊心の傷つく言葉を浴びせられてきた子はどうなるか。
素直さがなくなります。
だって、素直に人の言葉を聞いていたら傷つくのですから。
大切に育てる。
これは、お姫様のように扱うことではありません。
前向きになれる言葉を浴びせる。
傷つく言葉を浴びせない。
これが大切に育てるってことなのだと思うんです。