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5分でわかる!クリティカル・シンキングとは?

新卒やマネージャー1年目におすすめ!


クリティカル・シンキングとは?

クリティカル・シンキングとは、どんな状況においても客観的に物事を考える思考法のことです。

要は、自分やチームとしての利益のためではなく、複数の視点で論理的に物事を考える事です。

ロジカル・シンキングとの違い

ロジカル・シンキング:物事を筋道立てて、体系的に整理・分解する思考法

クリティカル・シンキング:複数の視点で物事を見極め、根拠に基づいて考える思考法

クリティカル・シンキングのメリットとは?

①複数の視点で物事を考えることができる
②どんな状況においても正しい考えができる
③問題解決力が向上する

では、どのように考えるのか?

問題解決、決断をするときなどいくつかのシーンでクリティカル・シンキングは利用することができます。

今回は課題解決で具体的にみてみます。
問題解決の手順
①問題を明確にする
②現状把握、分析する
③仮説を立てる
④検証する

①問題(最終ゴール)を明確にする
どのような問題を解決するのか明確にする。通常1つの問題に対して課題は複数あることが多いです。本当にその課題設定でいいのか、その課題を解決することで、最終ゴールが達成されるのかなどを具体的にはっきりさせる。

②現状把握、分析する
情報を集めて、現状を把握・分析する。どこが問題か、どのような影響が考えられるかをあらゆる角度(顧客、企業、社会など)から情報を見みて分析する。

③仮説を立てる
②のデータを元に複数の仮説を立てる。Aのデータから○○○と言えるので××の解決策を実施するなど、根拠に基づき複数仮説を立てる。その際、最重要問題を解決するなのか、客観的に判断するため解決策ごとに点数表にして優先順位を決める。また、解決策を実施するメリット・デメリット、リスクなども検討する。

④検証する
解決策を実行することで、想定通り最終ゴールが達成されたのか、リスクは発生していないかを確認し、PDCAサイクルを回す。

クリティカルシンキングは、表面的な情報で判断をするのではなく、情報を細かく明確にして論理立てて物事を考える方法です。

終わりに

時には、時間をかけて丁寧に判断して解決策を見つけることも必要です。クリティカル ・シンキングを知っておくと決断や判断する時に客観的な物事の判断ができると思うので、ぜひ学んでみてください。

参考にした本は以下になりますので、興味がある方は読んでみてください。

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