認知症予防は40代から
テレビドラマの自分の中での名作「大恋愛〜僕を忘れる君と」は凄くリアルな演技で戸田恵梨香さんとムロツヨシに思わず感情移入しました。
認知症ってこんな風になるんだとびっくりしたものです。話自体は若年性アルツハイマーで30代の主人公が進行していくアルツハイマーの苦悩を描いていたのですが、認知症に関してはなんと40代から進行が始まるそうです。
そしてアミロイドβ(ベータ)という異常なタンパク質の蓄積により脳が萎縮してしまい発症に至ってしまいます。
予防に関しては基本的な健康管理が大切で
チェックリストでリスク把握
しながら、予防していく事で防いだり、進行を遅らすことが出来ます。
今日はそんな認知症に関して
*自分だけが気づいている「主観的認知機能低下」
*生活習慣や環境、持病などが危険因子
*W項目のガイドラインHOも12
*睡眠と食事がリスクを左右
とみていきながら
健やかなシニアライフのために、今日から生活習慣の見直しを実行
明日に延ばせば、それだけ進行してしまう、、、
何事も「即実行」がキーワードなんですね。
*自分だけが気づいている「主観的認知機能低下」
とアルツクリニック東京の新井平伊院長は話します。
私は来月還暦60歳です。もし病気なら症状としてはっきり出てくる年になると思うと他人事には感じられませんでした。
この病気はコロナのように感染してすぐ発病ではないので、要所でチェックすることが出来るのです。
健康な状態から認知症に至るまでにはプレ認知症段階があるからです。
最初に
自分だけが物忘れに気付く
SCD(主観的認知機能低下)
が現れます。
そして次に
周囲の人も変化に気づき始める
MCI(軽度認知障害)
に侵攻していきます。
MCI以前なら認知症予防は可能だと専門医は言いますから、ちょっと物忘れがひどくなってきなぁと感じたらチェックリストを作り自己管理の強化が大切になります。
*生活習慣や環境、持病などが危険因子
2020年に英国の医学雑誌「Lancet」の認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会は、各年代における改善可能な認知症の因子を発表しました。
40代を含む中年期の項目としては3つの状態を避ける事がキーになります。それは、
高血圧、肥満、過度の飲酒
この3つを改善することで認知症の40%を予防できると考えられているのです
*WHOも12項目のガイドライン
2019年に、世界保健機関(WHO)も認知症予防に関する12項目から成るガイドラインを発表しました。
新井院長らで構成する「40代からの認知症リスク低減機構」ではこの12項目を分かりやすく
「生活習慣の見直し」
「体の健康維持」
「心の健康維持」
の3カテゴリーに分類して、一般への啓発活動を行っているのです。
認知トレーニングに関しては難しく考えず
「日々の仕事の中で判断や決断に頭を使っていれば特別なトレーニングは不要」
と助言しています。
一方で40代は一番の働き盛りですね。その中で疎かになるのが健康管理です。
認知トレーニングに関しては難しく考えず
日々の仕事の中で判断や決断に頭を使っていれば特別なトレーニングは不要
と助言しています。
この10年をどうとらえるかで老後が決まってくるのですね。
*睡眠と食事がリスクを左右
そして何よりも日本人が出来ていなさそうな生活習慣でしかも特に重要なのが睡眠です!
アミロイドβは睡眠中に脳内から排出されるからです。
睡眠時間が十分でないとアミロイドβの蓄積が進んで、認知症リスクが高まることが分かっています。
年齢別で睡眠時間の目安をみると
45歳では6.5時間、65歳では6時間
が必要なのです。
40代の方が60代より睡眠が必要ですが、実際には40代は夜も遅く朝は仕事で早起きを強いられます。
60代の朝は早そうですが、その分夜も早く寝るので十分時間を確保できそうです。
日々の食生活でもリスク低減はできます。
脳と腸が免疫細胞や神経回路を介してお互いに密接に影響を及ぼしあう「脳腸相関」の観点から、腸内細菌と認知症の関係について研究結果で
認知症の有無で腸内細菌のタイプが異なる
という研究結果を得たそうです。
幸せホルモンの「セロトニン」は脳内ではなく腸内で90%が作られるのです。それだけ食生活は大切だということですね。
健やかなシニアライフのために、今日から生活習慣の見直しを実行
進行に20年、まだまだと思える40代だと思います。
しかし60歳になろうとする私が会社を辞めてフィリピンに行ったのが38歳でした。
20年なんてあっという間ですよ。
直ぐやる!ビジネスも健康もその行動力が結果を生むんですね。
フィリピンの情報サイトを運営しています。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ
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