見出し画像

日本最大の負債?寝不足で15兆円を無くした話

寝苦しい季節から段々過ごしやすい夜が増えて中秋の名月も感じながらゆったり夜を過ごせる季節になってきました。

と書いたものの、現実生活はそう流暢ではなくて、いつもバタバタしています。

そこでどうしても犠牲にしてしまうのが睡眠なんですよね。いけないと分かっていても日中はダラダラして、夜遅くになってから、色んなことを「区切りのいいとこまで、、、」と追い詰められながらやっています。

私の平均睡眠時間は2時ごろ睡眠6時起床の4時間台だと思います
もう完全に睡眠負債の大借金生活なんです。

だからこうして睡眠の大切さを書き出してせめて6時間睡眠を確保するように生活を整えないといけないと思っています。

そこで今日は睡眠の大切さで

*OECD加盟国最下位の睡眠国の現状
*睡眠負債で低下する能力
*ビジネスパーソンが避けるべき睡眠低下の習慣

をみていき、

特別なことはなく単に生活リズムを早寝に寄せていく

という結論を心に刻み込みたいと思っています。

画像1

*OECD加盟国最下位の睡眠国の現状

私たちの世代は、昔リゲインというエナジードリンクのキャッチフレーズ「24時間働けますか?」って感じで猛烈に働く事で勝つみたいな戦士スタイルが普通に存在していました。

ちなみに私が大卒で働いていたケーキ屋も9時出社で夜の10時に退社の13時間勤務、会議前はマネージャークラスは徹夜で資料作りを繰り返していました。

だから睡眠ってずっと犠牲にしてきた気がしています。

経済開発協力機構(OECD)の2021年版によると

日本人の平均睡眠時間は 7時間22分 です。
OECD参加国平均睡眠  8時間24分 で、1時間の差があるのです。

これでも3-4年前は平均睡眠時間は6時間台で、NHKで「睡眠負債」が取り上げられて以来少しづつ改善しているのですが、世界レベルでみればまだまだですね。

ちなみに厚生労働省の調べでも、20代で睡眠が6時間未満が39%だそうです。

今は人口減少で求められる生産性向上ですが世界で比べると

日本 GDP比 2.92% 経済損失額 ▲15.6兆円
英国     1.86%       ▲ 5.4兆円
ドイツ    1.56%      ▲ 6.5兆円
カナダ    1.35%  ▲ 2.3兆円
アメリカ   2.23%  ▲ 45兆円

と金額はアメリカが多いのですがGDP比で比べると日本の方が悪いのです。

*睡眠負債で低下する能力

では、睡眠時間が短いことで低下する能力といえば

・集中力が下がる
・記憶力が落ちる
・ミスが増える
・事故が増える
・疲労感が増える
・病気のリスクが上がる
・幸福感が下がる
・肌あれ・くすみ
・老化が進む

があります。

6時間睡眠を14日間続けると48時間徹夜したのと同程度の認知機能になるそうで、日本酒を1〜2合飲んだときの「酔っぱらい状態」と同じ程度の認知機能に下がるそうです。

確かに最近は、「あれ?何しようと思ったっけ?」と認知症のように忘れてしまう事が増えた気がします。怖い!

やっかいなのは、全くの徹夜ならフラフラなんだけど6時間程度の寝不足なら体は動くので、能力が低下していることに気が付きにくいのです。

睡眠時間が6時間を切っても平気なショートスリーパーも存在はするのですが、その比率は全体のは5~8%のみです。

殆どの人には睡眠時間確保が必要になります。

*ビジネスパーソンが避けるべき睡眠低下の習慣

では、ここではよくあるビジネスパーソンの日常で睡眠には良くない習慣を見ていきましょう。

寝酒・深酒
ネットにはタバコより悪い影響があるかも?まで書かれていました。
体が休まるのは平常時の心拍数より、睡眠時の心拍数が低い状態の時です。体の活動が弱くなる代わりに心臓もペースダウンしていくからです。

お酒で心拍数が上がっている状態では熟睡できません。又、お酒を飲むとレム睡眠(体は寝ているけど脳は活発に活動する)も妨げます。このレム睡眠時に記憶の整理をして、深い眠りの時に脳に知識として覚えていくプロセスが出来なくなって、頭が記憶の整理が出来ずにぼーっとする状態になります。

夕方のカフェイン

夕方5時以降はカフェインを飲むのを控えた方がいいです。
体を興奮させて活性化するカフェインは飲んでから30分程度で効果が出るのですが、4時間は効果が持続して、8時間でも半分ぐらいしか体外に排出されません。

睡眠前に副交感神経を優位にさせて眠気を出さすには、夕方以降のカフェインは我慢した方がいいです。

夜のパソコン

パソコンの画面から出るブルーライトは強い波長の短い電波で、浴びると睡眠ホルモンといわれているメラトニンの分泌が抑制されます。

メラトニンが抑制されると、脳が昼間だと勘違いしてしまい、体内時計が後ろにずれてなかなか眠れず、朝起きるのがつらいといった状態を引き起こします。

体力の過信

今までを振り返ってみると、20代から40代にまで感じなかった体の衰えですが50代から60代に近づくにつれ、かなり体力が落ちたと感じます。

でも、気力は20代のころとそんなに変わらないきがしてるのです。気力は体力程年齢に左右されないということですかね?

だからこそ、50代なのに気持ちはまだイケイケだと体に無理をさせることが度々起こります。

しっかり体を休めないと生活リズムがくるって体内時計もズレて疲れているのに眠れないとなったりもするのです。

このように睡眠不足によるデメリットは数々あります。
なのでしっかり睡眠を取るために、たった一つだけ気を付けることは

特別なことはなく単に生活リズムを早寝に寄せていく

ことです。
働いている以上朝は決まった時間に起きないといけません。リモートでもどうようですね、
なので、ともかく早く寝れる様に段取りを透けていくしか道はありません。

当たり前をコツコツと

ここでもいえることなんですね。

#睡眠負債 #経済損失 #15兆円 #睡眠

フィリピンの情報サイトを立ち上げました。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?