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糖質を摂りすぎると、イライラしやすくなる?

最近、イライラしやすい、落ち着かない、浮き沈みが激しいなど、「感情が不安定になる」、
あるいは「無性に何か食べたくなる?」
といったことありますか?

今回は、「糖質」と「感情」の関係ついてお話ししたいと思います。

糖質には、白米や食パン、パスタ、うどん、ラーメン、菓子パン、洋菓子などのスイーツといったように、様々なジャンルの食品がお店に並んでいます。
そのため飽きがなく、再現なく食べれるため嗜好品として日常的に多く摂取しやすい食品になります。

まずこれらの糖質を摂った後の体の反応として、
特に白砂糖や高GI値の食品を摂ると、腸でブドウ糖として吸収、分解され血糖値が急激に上昇します。今度は血糖値の上昇を抑えるために、すい臓からインスリンが多く分泌され血糖値を一気に下げようと働きかけます。
その結果、低血糖という状態に陥りやすくなりますが、この後の身体の反応(ホルモン分泌)として、
急激に下げられた血糖値を、再び急激に上げようという反応が起こります。攻撃ホルモンである「アドレナリン」が出て、イライラやキレやすいなど攻撃的で、感情コントロールが不安定な精神状態になります。
つまり、糖が足りていない、低血糖の状態の時に起こりやすい反応になります。

ということは、普段から上記の食品を日常的に摂取していると、精神的に波がある不安定な状態になりやすいといえます。

高GI値食品を好んで摂る
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血糖値の乱高下(血糖値スパイク)が、生じる
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①低血糖の症状(身体的ダメージ)
⇒空腹感、無気力・脱力感、疲労感、集中力の低下、記憶力の低下
②ストレスの増大(精神的ダメージ)
⇒脳内ホルモンのアドレナリンなどが出やすくなる
(血糖を上げようとする働きにより、イライラなど攻撃的になる)
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(空腹感やストレスを満たそうと)
血糖値が上がりやすい高GI値食品を摂取する

上記繰り返しによる糖質依存へ

血糖値の乱降下(血糖スパイク)

こうなると、まさに無限ループのような気もします。

身体的にも、精神的にも疲弊しやすくなってきますが、加えてインスリンの過剰な分泌を促すためすい臓などの内蔵への負担も大きくなります。
まさに、トリプルダメージですね!!

また、昼食後に無性に眠くなり昼寝をしたくなる時ありませんか?
そんな時も、恐らく糖質の摂りすぎによる血糖値の乱降下が影響している可能性が高いです。

・丼ものやカレーライスなど炭水化物の割合が多い単品もの。
・ラーメンとご飯、パスタとパンといった炭水化物の食べ合わせ


など、高GI値で糖質を多く含む食品を、気づかぬうちに摂取しているかもしれません。

少し誇張しているところもありますが、特別大きなストレスも抱えていないのに、最近イライラしやすかったり、精神的に不安定になっていると感じている方は、糖質の摂り方を見直してもいいかもしれません。

最近、どうも短気で怒りっぽい、疲れやすい、眠気が強いといった場合は、
特に身体や精神面への負担が大きい高GI値食品を意識的に控えるようにしてみましょう。


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