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マーチャンダイジングについて①

マーチャンダイズについてちゃんと書こうと思ったら本1冊できてしまうので、さわりのところだけ。”マーチャンダイジング”って聞いたことあるけど要約はこういうことね。みたいな感じで。

マーチャンダイジングについてWikipediaで調べてみました。

マーチャンダイジングとは”商品化計画”。

商品化計画とは最適なものを最適な価格で最適な時に最適なところに最適な量を供給するための計画のことを言います。

適品は自社の方針・コンセプトに沿ったもの。自店に適した商品であること。紳士のドレスの売り場においてスーツやドレスシューズは適品であって、キッズのダウンジャケットは適品ではないということ。顧客様を混乱させるからね。

ユニクロやユナイテッドアローズにはいく前からTシャツならいくらくらい。ジーパンならいくらくらいで売っているか事前にわかる。これが適正な価格であるということ。

各商品カテゴリーごとに平均価格を設定しておくこと。平均価格の縦軸とは同じカテゴリーの平均価格の2倍から1/2までのレンジまで。お財布の平均価格が10,000円だったら最高値でも20,000円。最安値でも5,000円までの商品で品ぞろえすること。

カテゴリーの平均価格の横軸はTシャツの平均価格が10,000円なのにアウターの平均価格も10,000円。みたいにしないこと。

ここを合わせないと顧客様が混乱するからね。

適時は最適な納期設定をすること。気温20℃を超える日が週に3日ある週の週末にはTシャツが動く。52週のうちの18-19週目。ここに合わせて納期の計画を組むこと。実売時期の前に先物買いの感度の高いお客様の購入動向をみてその年何が売れるか事前に知るためにさらに早い時期に仕込みを終えておくこと。週別・カテゴリー別に指数の計測をして年を追うごとにその精度を上げていくこと。

お盆になると地方のホームセンターとかって帰省客のために花火のコーナーが入口はいってすぐにあったりするけど都内にはこういう手厚い売り場は必要ない。みんな帰省しちゃってるから。これが適所。

西松屋みたいな全国チェーンでは9月には北海道で重衣料を手配しなきゃいけない同じチェーン店でも鹿児島は夏物しかおいていない。これも適所。

一つのお店の中でも適所っていうのはあって例えばカバン・靴は目的来店性の高い商材だからお店の奥の方にコーナーを置いてあったりする。顧客様は店内の悪い立地にあっても目的がある分探してくれるし、ゆっくり見れるから。逆に一番回転の高い商品は逆に店頭に置いておいた方がいい。これも適所。売り場つくりはVMDとかの話もあるけどそれはここでは割愛。

最後に適量なんだけどこれが一番むずかしい。小売業にかかわる人の一生のテーマだと思う。適量についてはまた次回。


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