ビジネスで生きている言葉 #4 主人公、 三省、明珠掌にあり、自灯明
7 振り返る習慣を持つ=主人公と三省
主人公(しゅじんこう)→今を生きている清浄なる自分を確認する
人生すべてが舞台だ。その舞台で演じている主人公は自分なのだ。他カ本願などありはしない。最後の最後は、誰も助けてくれない。自分の力で生きていくしかない。「しっかりしろよ、頑張れよ」 と自分に呼びかけるしかないのだ。
ある禅師、毎日自分で「主人公!」と呼び、自分で『はい』と返事する。さらに「目ざめているか」『はい』「だまされるなよ」『はい』と返事するそうな。
返事するのは、自分の心の底にある本性だ。清浄なる自分のことだ。慈愛心を持つ自分のことだ。自然の感情として出てくる無分別智なのだ。けっして、私たちが考えている我欲のある自我のことではない。損得を考える分別智ではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?