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姿勢


人の姿勢
 トレーニングの指導やテニスの指導をしていて常に意識することがあります。
それは”姿勢”です。
取り組む姿勢という意味での精神的な部分もありますが、ここで取り上げたいのは
いわゆる体の様子という意味での姿勢です。
人は骨と筋肉で体を支え、その姿勢を作り出しています。
 立つ・座る・寝るという止まった姿勢
 歩く・走る・止まる・跳ぶ・回るというような動作の時の姿勢
 打つ・捕る・登る・切り返すというようなより複雑な動作の姿勢

姿勢によって様々な影響が出るのは誰しも何となく感じていることだと思います。
見た目が美しい、動作が綺麗、表現が正確、動きが力強い
素早く動ける、パワーを出せる、怪我をしない
などなど沢山の恩恵を受けることが出来るでしょう。

その中でも私が一番大切にしている部分は”怪我をしにくい”ということです。
良い姿勢とは体のどこにもストレスがかかることがない状態です。
全身の筋肉が正しい長さでいられることにより、骨や関節が正しい場所に収まり
最適な力を発揮し怪我なく最高の動きをすることが出来るのです。

しかしながら人は毎日様々な動きをしているので、知らず知らずのうちに
特定の筋肉を使いすぎていたり、または使わないことにより筋力が低下します。
スポーツをしている人ならそのスポーツ特有の動きによって
酷使されることにより起きるかもしれません。
スポーツをしていない人は使わないことで筋力が落ちること
の影響が大きいかもしれません。
いずれにしても常に意識してカバーをしなければ、最適な姿勢を維持し怪我なく
快適に生活することは難しいのかもしれません。

そこで次回からはそれぞれの”姿勢”について
より深く掘り下げていきたいと思います。
日頃から怪我や痛みに悩んでいる方
私のトレーニングやテニスコーチングを受ける方
指導の背景にある考えや大切にしている事を感じて頂けたらと思います。

鈴木 崇恭


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