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自#024|正解のないような難問に、現在challegeしている(自由note)

 押し入れの中に、長い間、放置していたルーブル美術館全集を、取り出すことにしました。中野区のS高校に勤めていた時、サンシャインシティの古本市で、全八巻が15000円で売られていたので、さすがにこれは、買っとくしかないでしょうと、即座に衝動買いしました。が、自分の部屋に置くspaceがなくて、送られて来た時の段ボールに入ったまま、15、6年くらい、押し入れの奥で眠っていました。

 3月下旬から、美術系のブログを書いています。取り出すなら「やっぱり今でしょう」ってことで、引っ張り出す決心をしました。が、spaceを作るために、床に積み上げてある本を捨てる必要があります。CDはさすがに捨てられないので、二つあるラックに詰め込みました。ラックの各段に、前後二列で並べました。奥のCDは、簡単には取り出せません。が、エンディングはもうやらないつもりですし、機械的に次々とCDを並べて行きました。本は、200冊ほど処分しました。本は、図書館がopenしたら、基本、借りて来て読みます。図書館の本には、線は引けません。付箋を貼って、必要だったら、返却する前にメモを取ります。

 段ボール箱を、押し入れの奥から引っ張り出そうとしましたが、動きません。筋トレをやって、筋肉はついている筈なのに、ビクともしません。段ボール箱が、床とか壁とかにくっついちゃつてると、疑ってみましたが、そんな様子でもないです。認めたくないことですが、筋力が、まだまったくついてません。やむなく、段ボール箱を、カッターナイフで解体して、一冊ずつ取り出しました。豪華なケースは、すべて捨てました。総合の講座で、絵を見せたいと云う気持ちもあるんですが、重くて簡単には持ち運びできません。
「お父さん、毎日、筋トレやってるのに、筋肉、全然、ついてないんじゃない?」と、女房に痛い所を、いきなり突かれました。シャワーを浴びて、洗面所に出た時、一応、鏡をちら見するんですが、筋肉がついている気配は、1ミリもしません。むしろ、減っている感じがします。結局、食事が粗食すぎるんです。おそらく、筋トレをやる度に、今ある筋肉を分解してしまっています。いわゆるカタボリック状態に陥っていると考えられます。

 筋トレをやって、痩せようとかは、まったく考えてません。別段、痩せる必要はない゛てす。が、毎日、筋トレをやって、夕方走っているのに、3キロも太ってしまい、現在52キロです。これはおそらく、代謝の絶対量が少ないからです。家にずっといたら、誰だって太ります。

 粗食を、許せるレベルで、多少ゆたかな食事にして(これまでの夕食は、生野菜とおかゆの二品だけですが、それにサラダチキンを一品つけるみたいな)、尚かつ体重を、本来の49キロに落とし(高校の頃から、50年近くずっと49キロなんです)、で、筋力もつけると云うまさに、正解のないような難問に、現在challegeしていると言えます。

 筋力が容易につかないのは、つまり英語の実力が、易々とつかない受験生と同じです。英語を地道に勉強して、それが結果として現れるまで、タメの時期が、最初の段階ですと、たっぷり3ヶ月くらいはあります。英単語・英熟語をperfectにマスターするだけでも、2ヶ月半くらいかかる筈です。が、英単語・英熟語を覚えてしまえば、最初の壁は越えて、偏差値は、55近くまで上がります。で、いわゆる55の壁。ここで、文法事項を総復習する必要があります。5文型とかの仕組みが解ってないと、構文の把握はできません。キーワードが解らなくても、長文を読み通す忍耐力も必要です。ここで、やはり3、4ヶ月、タメの時期が来ます。成績が伸びない時期が、相当、長期間続きます。

 今年は、luckyなことに、体育祭の応援団に行って、にわかリア充で、ふらふらすると云った悲劇は起こらない筈です。今のこの時期、アマゾンプライム、ネットフリックスで映画ばかり観ていたら(いやお父さんがこっそり契約しているFANZAとかのサブスクにも、行っちゃってるかもです)、ふと気がつくと、1学期が終わってしまっています。夏休み(まあ、今や毎日が夏休み状態ですが)から勉強を始めても、1月の共通テストの段階で、英語が仕上がってないんです。共通テストの扱いを、どうするかと云う問題もありますが、筆記で半分(今までのセンターだと100点)しか取れなかったら、一気に気持ちは萎えてしまいます。高3生にとって、今が、とんでもなく大切な時期です。ネットフリックスやアマゾンプライムは、封印して、SNSも最小限の使用に止め(twitterのアカウントはもう即、削除です)月曜日に発売される少年ジャンプくらいなら、週のどこかで、ほんのちょっと楽しむでもいいと思います(もうジャンプを見てない方が、大半かもしれませんが)。力を温存せず、power 全開で、スタートダッシュして下さい。それで、受験本番まで持つのかなどと、余分な心配をする必要はまったくありません。ある程度、実力がついて来ると、必ず、中だるみが来ます。まっとうな中だるみが来てこその受験生なんです。

 と云うことで、私も、この効果がまったく外側に現れて来ない筋トレを、自分を信じて、やり続けます。筋トレを始めたのは、前の学校のIさんに影響されたからです。筋トレの時刻(つまり放課後)が、近づいて来るのが、本当に楽しそうでした。昼休みは、時々、有名なラーメン屋に行ってましたが、ラーメン屋に行く時よりも、筋トレを始める前の方が、幸せそうだったんです。私は、もう20日間、筋トレとランニングを毎日、やっていますが、正直、楽しくはないです。昨日は、雨が降っていました。あっ、靴ぬれる、鉄棒も濡れていて袖口から水が入って来て気持ち悪くなる、遊歩道は水たまりだらけでめっちゃ走りぬくいなどと、ネガティブなことばかり考え、筋トレ・ランニングから逃げようとしている弱い自分を発見しました。まっ、つまりこれが、Theにわかです。

 ところで、Iさんは、本当に筋トレをすることが、至福だったのか、多少、疑わしい感じもします。筋トレ命の先生だと、周囲の方に思われているので、辛くても苦しくても、そんなそぶりはまったく見せず、happyを貫き通していたのかもしれません。今となっては、確かめる方法もありませんが、結果もhappyも、後から必ずついて来ると信じて、やり続けます。今年は、英語のできない受験生に、割と感情移入できるかもです。

 学校が始まって(いつ始まるのか、全然、解りません。昨日、世界史の同僚のU先生から(あの昔、J高にいた懐かしいU先生です)電話がかかって来て、「課題のプリント出しますか?」みたいなことを聞かれました。一瞬、「へっ?」って戸惑いました。どうやら、今トレンドのZoomを使った、オンラインの双方向授業とかじゃない様子です。うわぁー、昭和キター!!って、感じです。こうなったらガリ版でプリントを拵えたい気持ち、満々です)何もかもが軌道に乗ったら、体育の先生に教えてもらって、スクワット、デッドリフト、ベンチプレスの王道のビッグ3にchallegeするつもりです。

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