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自#028|訳わかんないカタカナ語(自由note)

 新聞に「訳わかんないカタカナ語が、氾濫しとって、これどないなってんや」みたいな記事が掲載されていました。カタカナ語のルーツは、基本、英語です。小学校で英語が必修化されたわけですし、英語を英語のまま理解するのは、まあ、世の中の大きな流れのようなもので、受け入れざるを得ないと、simpleに私は考えています。

 やり玉に上がっているカタカナ語のトップはincubation(インキュベーション)。本来、孵化と云う意味ですが、新技術着想の模索と云った意味合いで、使われています。

 2番目は、Agenda(アジェンダ)。意味は、議題・議事日程。これは、結構、有名な時事用語と絡んでいますから、しっかりと確認しておく必要があります。つまり、「2030 Agenda on Sustainable Development Goals」。2015年9月に国連サミットで採択されて、2016年から2030年までの持続可能な世界の実現に関する国際社会の議題です。高3生が、自己アッピール文のどこかに、ちりばめておかなければいけない、いわゆるSDG'sってやつです。SDG'sを知らなかったら、100パーセント、面接で落ちます。青学ですと、「地の塩、世の光」を答えられなかったら、落ちると思いますが、SDG'sを知らなかったら、Fランクの大学でも、門前払いです。

 3番目を飛ばして、4番目は、Overshoot(オーバーシュート)。本来、飛行機が滑走路を行き過ぎてしまうことです。コロナ禍で、この言葉を使いまくっていますが、飛行機フェチの人から、クレームは来ないんだろうかと、懸念してしまいます。が、鉄っちゃんに較べたら、Aircraftちゃんとかは、圧倒的に微々たるminorityでしょうから、no problemなのかもしれません。

 5番目は、installation(インスタレーション)。多くの人が、利用しているinstagram(インスタグラム)の関連ワードです。プルーピリオドで八虎が、installationを知らなくて、一緒に合格したきねみさんが、説明していました。意味は、据付け・設置と云う意味ですが、美術ですと、見る者に作品を空間として体験させると云った意味です。

 6番目は、lockdown(ロックダウン)。研究社の大英和辞典を見ても、lockdownと云う言葉は、載ってません。現代用語の基礎知識で、「lockout」を引くと、「締め出し・工場閉鎖・会社などの建物への立ち入り禁止」と書いてあります。lockdownは、今回、発明された造語かもしれません。

 7番目のsustainable(サスティナブル)は、2番目のAgendaの説明で、理解して貰えた筈です。

 8番目は、traceability(トレーサビリティ)。trace(追跡)とability(可能)を組み合わせた言葉です。製造や流通などの生産履歴を明確化する制度や仕組みと云った意味で、使われています。が、荷物を宅急便で送った場合も、traceabilityがありますとか言いますから、もっと広義に使われています。

 9番目は、diversity(ダイバーシティ)。これは、もうごく普通に使われて、定着しています。Zepp Diversity(ゼップダイバーシティ)と云う名称が登場した時は、「えっ、地下に潜っちゃうの?」と、勘違いした若者もいますが、さすがにもう、そんな無知な人はいません。

 10番目は、literacy(リテラシー)。これは、我々が受験時代にお世話になった「でる単」にも、載ってました。本来は読み書きの能力と云う意味ですが、今は、主に知識・情報などの活用能力と云う意味に使われています。

 ところで、3番目は、subscription(サブスクリプション)。これも、「でる単」に掲載されていました。動詞はsubscribeです。subはunder、scribeはwriteで、下に書くで「署名する」です。subscriptionは、署名。一歩進めて、予約申し込み。が、現在の意味は、もっと先に行っています。現在、subscriptionは、定額・一定料金のソフトウェアの使用権と云う意味で、使われています週刊プレイボーイ的には、FANZA見放題の使用権のことです。

 ところで、アダルト動画サブスクには、現在、黒船が襲来中だそうです。そうあのペリーが乗ってやって来て、gdgd抜かしたら、江戸湾にブイブイ入って行って、艦砲射撃やっちゃいまっせみたいな、脅しをかけたあの黒船です。実は、Amazonが、H-NEXTと云うAV見放題のサービスを始めるそうです。FANZAの見放題は、月額500円、つまりワンコインで2000本、見放題。かたや、黒船のH-NEXTは、ほぼ2コインの990円ですが、50000本が見られるらしいです。つまり、FANZAの25倍です。TSUTAYAやゲオにも、AVはありますが、さほど多くのAVは見れないそうです(このヘンは、詳しくないので、具体的に何本見れるとかは知りません)。FANZAは、「Moodys」「SI」「Muteki」と云ったこの業界では有名な人気AVメーカーを束ねているWILLと云う会社と、独占契約しているらしく、それなりに質の高いAVが配信されている様子です。

 黒船の方は、AVを見ても、U-NEXTの視聴履歴には、残らないと云う家族持ちのユーザーに優しい工夫もしているようです。

 ところで、VR対応のAV配信もあります。ゲオは、作品数は少ないんですが、AVがVRで見れるそうです。AVがVRで見れるんだったら、やっぱりそっちに行ってしまいそうです。VRに対応できるかどうかが、今後のAVの趨勢を決定してしまうような気もします。

 AVを見るためのお勧めのヘッドフォーンとかもあるらしいです。私は、昔からオーストリア製のAKGの一択ですが、ソニーMDRは、脳天直撃だとアッピールしています。重低音の再現に工夫を凝らしているようです。そこがすぐれてないと、電車の痴漢ものとか、ワゴン車内ものとか、走行音が伝わらず、しょぼくなってしまうそうです。あと、身悶えする人は、ケーブルが絡まないように、やっぱりワイヤレスがお勧めとか。VRゴーグルが、結構、安くて驚きました。沢山、売れているってことです。非常に多くのユーザーが、すでにVRでAVを見てるってことかもしれません。

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