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オープンハウス/開催のお知らせ

高山活版社は、大分県大分市にて「印刷について考える一ヶ月の時空間」をテーマに、工場を一般向けに開放する「オープンハウス2023」を開催します。

本企画は、普段あまり意識することのない印刷が「人の営みにどのように寄り添っているか」を伝え、デジタル全盛の時代に「どのような印刷物がこれから残っていくか」を考える機会をつくるものです。同社が100年を超える歴史の中で制作した印刷物の展示、デザイナー・クリエイター向け印刷実践ワークショップ、一般向け印刷を学ぶ工場見学ツアーなど、見て・触れて・考えるコンテンツをご用意しています。

2023年9月、大分の地にて皆さまのお越しをお待ちしています。


フライヤー配布先はページ下部にて紹介します


1. 企画内容

◎展示「人の営みに寄り添う文具」

高山活版社は創業以来、事務用印刷物を中心につくってきました。私たちはそれを「文具」と呼びます。伝票、名刺、便箋、包装紙・・普段何気なく使っている道具たち。それらが支える人々の営みに目を向けて、これからも生活の中にあり続けてほしいものは何か。この展示を通して、印刷について知る、考える機会をつくります。

展示に加えて、以下の物販および談話室もお楽しみください。

◎物販 九州の品々と高山活版社の文具
展示を通じて印刷について考えていただいた後、パッケージや付属物の印刷を高山活版社でさせていただいている作り手による品々をお買い求めいただけます。また、今の時代性・感性を受けて、高山活版社の技術を活かしてつくる文具も並びます。印刷への視点を新たに、ぜひお手にとってご覧いただけたら幸いです。

◎談話室 反芻する談話室
展示や工場見学を終えたあと、印刷について話したり考えたりするささやかな場を設けます。ご用意する茶菓をお供に、来場くださる方同士で語らうもよし。印刷や大分に関する本を読んだり考えを紙に綴ってみるもよし。印刷のご相談があればその場で承ります。思い思いに時間を過ごしていただき、印刷についていま一度反芻いただけたら嬉しいです。

◎”ともにつくる” 印刷実践(有料・要予約)

印刷工の指導のもとデザインを自ら印刷する。体験ではなく実践。印刷をより深く知り、可能性を探求する。その過程で起こる不測の結果から新しい挑戦やアイデアが生まれることもあるでしょう。「印刷する」「意見する」という立場を越えて、印刷に向き合うため特別な時間。私たちの強みである "ともにつくる" をぜひこの機会に体感してください。

使用機械
◎オフセット 四国橋本鉄工所製 B3印刷機
◎活版    ハイデルベルグ社製 プラテンT型

概要
・開催日:9/2、9、13、16、23
・所要時間: 90分(活版)、150分(オフセット)
・料金: 8,000円(活版)、6,000円(オフセット)
・内容: インキの調合/紙の選定/試し刷り/色調整
・対象: 印刷に関する基本的な知識を有し、お伝えする期日までにデザインデータを提出できる方
お申し込みはこちら
https://reserva.be/takayamaprinting

◎“印刷を身近に感じる” 工場見学(無料・要予約)

印刷物が日々生み出される工場を見学いただけます。本フライヤーの印刷工程を実際に見ていただくことで印刷の仕組みにも触れられます。印刷が皆さんの暮らしにおいて身近な存在になる、その入口となれたら幸いです。

概要
・開催日:9/2、9、13、16、23
・所要時間: 60分
・内容: 機会・工程の紹介、本フライヤーの印刷再現
・対象: 印刷に興味のある方はどなたでもご参加いただけます
お申し込みはこちら
https://reserva.be/takayamaprinting

2. 開催に寄せて

◎ステートメント

高山活版社は1910年の創業以来、
大分の地で印刷を生業としてきました。

20世紀の発展とともに大きくなり速くなった印刷は、
今世紀に入り目覚ましい発展を遂げる情報技術によって、
小さく遅いものになりつつあります。

今の時代になぜ印刷をするのか、まだ答えは出ていません。
ならば、まずは私たちの考えていることを知ってもらいたいと思いました。

日本の「印刷の父」である本木昌造の命月である九月、
高山活版社を会社を開き、
印刷について考える一ヶ月のオープンハウスを開催します。

これからの印刷について、あなたと一緒に考えていきたいです。

◎クレジット

主催:
(株)高山活版社

展示協力:
いつも高山活版社をご愛顧くださるみなさま

撮影協力(五十音順):
石合戦 様、大分魚市(株)様、大分リハビリテーション病院 様、(有)カワベ水産 様、(有)コトブキヤ文具店 様、寿司処ちはる 様、(株)中央海産 様、(株)トキハ 様、ホテル日航大分 オアシスタワー 様、堀永産婦人科医院 様

展示制作協力(敬称略):
加藤大雅(すく)/ 会場構成、編集・ライティング
長尾美術/ 会場構成、デザイン
目野つぐみ / 写真
井上龍貴(mazeru)/ 什器設計、施工監修

3. 高山活版社について

高山活版社は、大分で最も古くて新しい文具の印刷会社として、活字活版やオフセットなど新旧の印刷機械・技術を共存させ、お客様と「ともにつくる」ことを目指します。自社ブランド「TAKAYAMA LETTERPRESS」「NOT A NOTE」等の企画製造販売、2019年のトークイベント「Playful」や2022年の「暮らしといんさつ展」を主催するなど印刷文化を広めるために活動しています。

会社サイト https://takayama-printinghouse.jp/

4. 開催概要

期間: 2023年9月2日 (土) - 28日 (木) 
日時: (火)(水)(木) 13:00 - 15:00/(土) 10:00 - 16:00 *9月13 (水) は (土) と同じ
会場: 大分県大分市片島尻込301-1 高山活版社
アクセス: 大分駅より車・タクシーで15分、バスで30分 駐車場あり *駐車台数に限りがあるためできるだけ乗り合わせてお越しください
主催: 高山活版社

5. フライヤー配布先

本オープンハウスのフライヤーは高山活版社の考える「文具」のひとつのあり方として制作しております。ぜひお近くの施設やお店でお手にとってご覧いただけたら幸いです。

▼北海道・東北
shandi nivas cafe(北海道)
BOOKNERD(岩手県)
交点(秋田県)
すく(秋田県)

▼関東
dessin(東京都)
平和紙業株式会社(東京都)
SPBS本店(東京都)
カキモリ(東京都)
えほんやるすばんばんするかいしゃ(東京都)
真鶴出版(神奈川県)
本と屯(神奈川県)

▼中部
Rural Reading(新潟県)
栞日(長野県)
ラメゾンデレギューム(愛知県)

▼関西
恵文社一乗寺店(京都府)
誠光社(京都府)
かみ添(京都府)
briq SHINSO BLDG(大阪府)
norm(和歌山県)

▼中国・四国
aru(岡山県)
READAN DEAT(広島県)
活版カムパルネラ(広島県)
TLB株式会社 (LOG)(広島県)
本屋ルヌガンガ(香川県)

▼九州
minou books 久留米(福岡県)
BUNSHODO HOTEL(福岡県)
jingoro(福岡県)
株式会社杉工場(福岡県)
minou books and cafe(福岡県)
うつしき(福岡県)
新三郎商店株式会社(福岡県)
THIS DEIGN & CO(福岡県)
株式会社うなぎの寝床(福岡県)
toori(福岡県)
メゾンハコシマ(福岡県)
HIGHTIDE STORE BUNRINDO(福岡県)
本屋青旗(福岡県)
タグスタ(福岡県)
余韻 (福岡県)
ナカシマファーム(佐賀県)
RITMUS(佐賀県)
ひとやすみ書店(長崎県)
橙書店(熊本県)
coffee5(大分県)
mazeru(大分県)
petit pur(大分県)
Fab Lab Oita(大分県)
カモシカ書店(大分県)
バレイ書店(大分県)
大分県立芸術短期大学(大分県)
nagia coffee(大分県)
ハルチョコレート店(大分県)
日田シネマテーク・リベルテ(大分県)
TANE(大分県)
spica(大分県)
つたう(宮崎県)
permanent(鹿児島県)


6.お問い合わせ先

株式会社高山活版社(担当: 高山)
(Email) info@takayama-printinghouse.jp 
(Tel) 097-568-8227