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改善の3つのステップと、改善で大切にしたいことを考えてみました -Relive-

事業創りをスタートしてからに限ったことではないけど、

僕らは毎日を仕事で楽しむことに費やしていて、

そのほとんど「改善する」という行動が占めている。

「ここをこう変えたらこの人がハッピーになる」

「あそこが手間だからそれごと省いちゃえばあの人が喜ぶ」

毎日何かを改善するために生きていると言っても言い過ぎじゃない。

プロダクトを作る中でのサイトの改善にとどまらず、

毎日当たり前に行なっていることの改善や、

気分を変えるために床屋に行って髪型を変えるのも改善に含まれます。

より良くしようとチャレンジして成果が出ると嬉しいし、

改悪するつもりはないけど悪くなることもある。

この改善するということ自体を誰かの幸せを想像しながら楽しめたら、

それだけでもう毎日が楽しくなってくる。

今日はこの「改善」が楽しくなる「作法」みたいなことを書いてみようと思う。

プロダクトやチームを磨いてもっとよくしたい!

一番僕が熱中しているのはこれなので、

実践している改善の手順について紹介していきたいと思います。

今やってる改善のStepは3つのStepで考えています。


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Step.1

徹底的に現在とこれまでを否定する。

間違っている前提で鼻から全て疑ってかかる。

作った人のことなんか考えず徹底的に敵になって考える。

課題が解決できていないのは今まで取った選択が全て悪いと考えて埃を探す。


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Step.2

なぜ先人はその選択にしたのかを考える。

今自分が考えたことくらいわかってるのにという視点でその状態を選んだ理由を探る。

徹底的に否定した後に、否定した自分を敵に回すのが大事な工程。

そもそもの目的をしっかり捉えて、なぜその選択にしたのかをざっと拾う。


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Step.3

思いきり最小最速で変化を作る。

Step.1とStep.2の両方の良いとこどりで正しい選択を取る。

「最高×最速=最善」この最善を最大に発揮できる改善を思い切って踏む。

間違ったら戻っくると決めて思いっきり前に進む。

※ここはアジャイルというおしゃれな取り組み方があるのでご興味ある方はこちらも詳しく書いてます。

https://note.com/takayamamusashi/n/n6132a2d06fba



Step1.とStep2を、1人でどっちにも立って考えることもあるし、

仲間にあっちに立ってもらって、僕はこっちに立って、それぞれの立ってるとこから意見することもある。

試行錯誤な毎日で、上手くいかないこともいっぱいです。

そんな中でもうまくいくケースから学ぶものが見えてきました。

そのヒントになるのが3つの事実でした。

・より良くするには「否定」するプロセスが必ず入る。

・今から行う改善もすぐに「過去」となりいつか改善される。

・改善は一度きりじゃなく、永遠に続くということ。

このことを知ってることが大事だと気付きました。

改善は「襷」で、受け取って、繋いでいくから改善なんだと。


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「改善が下手な人」の特徴は、

自分の改善の価値を高めるために、前のポンコツっぷりを強調します。

自分の行った選択がどれだけ正しいかはこの後改善されないことだと勘違いしています。

「改善が上手な人」の特徴は、

前が悪かったという事実にさして固執をしません。

今選ぶ自分の選択が、未来にどう繋がるかに期待しています。

さらに今の改善という楽しい行為ができるのは、先人がいたからだとさえ言える人は

「改善の上手い愛される人」です。


「まったく新しい選択」というものも

今までの選択以外を選ぶという選択なんだと思います。

まだまだ何も上手に改善できないのですが、

僕らのプロダクトは船で例えると、丸太の筏から始まりました。

それはそれは否定するポイントはまだまだたくさんあります。

今行う改善が、いつかまた改善されて

誰かの何かがハッピーになったらいいなと思います。

丸太の筏が、なぜ大きい船になりたいかの目的を大事にしながら、

「今まで」と「これから」両方を大事にできるよう頑張ります。

わっしょい。


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高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 「日本一の」まかない担当

「まかない担当」って検索するとなんと1番上に表示されるようになりました!今回だけは、日本一のまかない担当を名乗ることにします。実は「五島列島 カジキ」で検索しても1番上にいるので丸太の筏で船の話をしたついでに共有です。ヤッター!「次いつブログ書くんですか?」チームメンバー3人に言われて、1ヶ月くらい幸せな気持ちで元気に走り続けられる自分はけっこう好きです。

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