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フランス高校卒業試験・哲学筆記試験の前夜

こんばんは(フランス時間では午後11時)。
ついに、この一年間蓄積してきた哲学の知識が試される日が近づいてきました。
翌日早朝、午前八時から十二時まで、高校卒業試験の一環として哲学の筆記試験が行われます。
試験の形式としては、問いが二つ出されて、そのうち一つを選んで、4時間かけて回答するというものです。
問いの例としては、
"L'État peut-il être juste ?"⇒「国家は正義を保障できるか」
"La religion peut-elle être rationnelle ?" ⇒「宗教は合理的でありうるか」
といった、思考を深く掘り下げなければならない問題が出されます。


哲学の教科書。第九章「Travail」(労働)

かなり難しい試験ですが、第一回の模試では16/20、第二回では17/20(フランスは二十点満点で採点されます)と、クラスの平均と比べればかなり良い点数を取れました。

高校卒業試験の中では最も重要な試験ではありませんが、頑張って挑みたいと思います!

*全く関係ありませんが、昼休みに「First Love 初恋」の最終エピソードを見終わりました。最高です!あれを見たら早く日本に帰りたくなってきました。





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