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理念・ビジョンルーツ① 創業者の歴史

このnoteでは、株式会社高山の理念・ビジョン・ミッション。大切にしている価値観。お客様に提供している価値、仕事の社会的意義を伝えて行きたいと思っています。

ではなぜ、理念やビジョンを大切にするのか?

なぜ、大切にしている価値観を社内で大切に伝え続けているのか。 

この理由と背景をの源は「ルーツ」です。これまでの「会社の歴史×自分自身の原体験」が理念やビジョン、大切にする価値観の想いの根源となっています。

今回は株式会社高山の歴史 創業者のエピソードをお伝えさせて頂きます。

昭和21年 1946年の戦後まもなく、創業者高山勝自は宮城県塩釜市で文具屋を開業しました。勝自は海軍兵でした。第二次世界大戦敗戦後、金もない、コネもない、ノウハウも何もない中で、塩釜に物資を届ける志からスタートしました。

毎日朝早朝から、夜遅くまで仕事をしていたそうです。非常に豪快な方で、バイクをぶんぶん乗り回しながら納品していたそうです。当時の塩釜では知らない人はしない経済人・有名人だったそうです。塩釜の老舗寿司店にいくと、よく創業者勝自さんの武勇伝を聞かせて頂きます。

「お前のお爺ちゃんは、豪快で人への思いやりに溢れた人だった」そんな話をよく知らないおじさん達から聞かせて頂きました。

創業時の時からずっと言ってきたことがあります。それは

お客様の為に」「お役立ち出来ることはないか」

この姿勢をずっと大切にしてきました。今も伝えられている印象的なエピソードがあります。それはあるお客様が戦後財政が苦しく、支払いが遅れてしまう問題が発生しました。ほとんどの業者の方は支払いされなかったら・遅れたら困る。とお客様からの要望を受け入れなかったそうです。

一方で創業者は、お客様が困っている時だからこそ、私たちに出来る事を最大限しよう。と言ったそうです。当時財務基盤が脆弱の中で苦しかった中でも、お客様に親身に寄り添い、誠実にお役立ちに務めました。その結果、お客様から絶大な信頼を獲得し、今でもそのお客様と70年以上のお取引をさせて頂いております。また、このエピソードは株式会社高山を良く知っている上長さんが職員さんに伝承してくれているそうです。

お客様とのエピソードの数多くある内の一つですが、創業時から一貫して大切にしてきている理念・価値観があります。それは

お客様満足」です。

創業者が大切にしてきた「お客様満足」を当時の幹部・社員。二代目三代目社長、そして今働いている社員全員が継承してきているからこそ、株式会社高山は永続できていると思っております。

どんな時代の変化が起きたとしても、私たちが、最も大切にしていく道しるべの一つです。



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