高月屋三四郎

中小企業の経営者に役立つであろうことを書いています。くだらないこともたまに。

高月屋三四郎

中小企業の経営者に役立つであろうことを書いています。くだらないこともたまに。

最近の記事

DeepLはすごい

英語がわからなくても(出来なくても)英語が必要になる場面があります。これは経営者でも同じこと。 英語のメニュー作りたいなとか、外国人の人に買ってもらうために簡単な商品説明作りたいなとか、店内にちょっとした案内を掲示したいなとか、いろいろあります。 例えば、「小銭が不足しています。小銭で払って頂けると助かります。」なんて言いたいこともあります。現金のみのお店の場合。 話すのであれば、ポケトークとか、アプリで用が足りますが、ちょっとした文章を作るとなると難しいです。 英語

    • パート、アルバイト、契約社員、etc..

      たまに、「パートとアルバイトの違いはなんですか?」とか「契約社員ってどういう人を言うのですか?」などと聞かれることがあります。 知りません!わかりません!まあ、なんとなくイメージできるものはありますが。 なぜ答えられないのか? 答えは簡単。会社ごとに定義が違うから。 ちょっとだけ説明しておきましょう。 これらの言葉は公的な(正式な定義)がないのです。何かの法律で、「パートはこういう人を言う」とか書いてないのです。 法律で出てくるのは「短時間労働者」などという言い方

      • これから創業する方へ

        このnoteでは、これから創業する方に対してもいろいろ書いていこうと思っています。 創業する方からは、「何を聞いていいのかすらわかりません」と言われることが多いです。 それはそうです。学校では一切教わらないので。 ぼんやりと将来創業したいと思うのであれば、まずすぐできることがあります。 それは「貯金」です。 お金を貯めてください。これは全業種に共通して言えることです。まずはここからです。 よく、自己資金ゼロで成功したという話がありますが、それは極めてまれな例外です

        • ACE

          ACEって知ってますか?バックの会社です。 ACEの創業者、新川柳作さんの記念館があり、なんと、グーグルストリートビューで中に入って見ることが出来ます!こちらからどうぞ。 いやあ、いい時代になったもんだと思います。行かなくても見学できますからね。あちこちの記念館もこうやってほしいと思います。 新川さんは石川県の松任出身なんですが、石川県民は知ってるんでしょうかね? ACEは元々、サムソナイトと提携していたんですが、この記念館を見てわかりましたが、今は解消しているんです

          円安は日本経済にとってプラスです(2)

          しばらく記事を書いてみて、一番読まれている記事はなんだろうと思って、noteのダッシュボードを見てみると、意外にも「円安は日本経済にとってプラスです」でした。 単に、経済モデル(数式)があって、数学的にそう言えるんですよ、と書いただけのテキトーな投稿だったので(それもリンク貼っただけ)、皆さん、こういうことに関心があるんだなあと再認識。 マスコミがアホすぎて正しく情報を伝えないために、円安が問題だなどという人が出てくる。 繰り返しますが、こういう話は数学的な話なので、円

          円安は日本経済にとってプラスです(2)

          神戸北野ホテル

          最初に言っておきますが、私は行ったことないです。 神戸北野ホテルというホテルがありまして、なぜか朝食が有名です。ホテル自身が「世界一の朝食」というくらいですから、自信があるんでしょう。 この朝食ですが、泊まらなくても食べられるそうです。ここにも書いてあります。一人8,600円です! 私は前から思うのですが、朝食は大体がビュッフェスタイルなので、だったら一般にも開放すればいい。そしたら地元の人が食べに来るんじゃないかと。そこだけで商売になる! 多くのホテルとか旅館にとっ

          神戸北野ホテル

          キリンのファンケル買収

          ちょっと前にあったニュースです。正直、驚きはないですね。 もともと協力関係にありましたし(なんか商品も出ていたはず)、キリンは既にファンケルの筆頭株主(ファンケルの創業者から買ったはず)。私は3分の1持っているんだと思って見てみると3分の1はないですね。なんだか微妙な数字です。33.33%ではなかったわけです。3分の1以上持つと、特別決議が阻止できることはよく知られた事実。30%なので持分法適用会社ではある。つまり、キリンの財務諸表にはファンケルの数値は一部反映済みってこと

          キリンのファンケル買収

          働き方改革という愚策(自爆テロ)

          最近、日本だけ賃金が上がらないとか、成長していないとか、もう嫌になるくらい言われています。 日本が経済成長しない理由はたくさん考えられます。政府の無意味な規制が多すぎるとか、ITがわからない年配者がいろいろ牛耳っているとか(笑)、教育とか、日本人が劣化してきているとか、もう数え切れないくらい。 その中でこれは間違いなく原因だと思えるものがあります。それは、日本人が働かなくなったという事実です。 昔と違って、アホみたいに休むようになっているのに、そのことを忘れているのか、

          働き方改革という愚策(自爆テロ)

          経費を計上する時期

          これ、経理をやったことのある人というか、経理がわかっている人にとっては当たり前すぎる話なので、そういう方は読まなくていいです。 決算日が近くなってきたときに社長さん達と話していると、「これ、今月中に払っておいた方がいいですよね??」とかよく言われます。 例えば、3月20日締めの経費の請求書が25日頃に来たときなどです。決算日は3月31日。 つまり、決算日までに”支払いが済んだもの”だけが経費になる、と考えていらっしゃるわけ。 結論から言うと、これ間違いなんですが、こう

          経費を計上する時期

          社会保険の適用拡大について

          社会保険に加入させないといけない社員の範囲がドンドン広がっています。 本題に入る前に「社会保険」という言葉について説明しておきます。社会保険というのは、健康保険と厚生年金を足したものです。その総称です。労働保険というのは、労災保険と雇用保険の総称。違います。 さて、本題です。少し前までは、社会保険に加入するべき対象者は、企業規模にかかわらず、所定労働時間の4分の3以上働いているだけが対象でした。つまり週40時間の会社は30時間以上働く人だけが対象。基本、これだけ覚えておけ

          社会保険の適用拡大について

          タミヤ

          こういうニュースがありました。 https://www.nikkei.com/video/6353501475112/ タミヤの直営ショップかと思います。うーん、行ってみたい。 タミヤは、最近ではミニ四駆のイメージが強いですが、私が子供の頃はプラモデルの会社でした。昔、プラモデルは、木製(その意味でプラではない)で作られていました。木材が材料ということで、プラモデルメーカーは、だいたい静岡県で誕生しています。天竜川沿いが木材の集積地だったというような話だったと思います。

          自己資本比率とは?

          昨日、BYDの決算書を軽く分析してみたわけですが、前触れもなく自己資本比率やら、総資本回転率やらを書いたので、わからないと思った方も多いかなと思います。 そこで自己資本比率を簡単に説明します。これ、経営をしている人、またはこれから経営する人は絶対に必要な知識です。絶対です! まず、商売を始めるとしましょう。必要なお金は全部で300万とします。 手元にあるお金は100万円。残り200万は銀行から借りました。 この場合の自己資本比率は100÷300=0.333 約33%と

          自己資本比率とは?

          BYDの決算を見てみた

          何かと名前を聞くようになったBYD。社名は、Build your dream だそうで、正直この会社については、これくらいしか知りません(笑)。 株式は香港か、シンセンか、どっちかに上場しているかと思いきや、両方に上場してました。本社はシンセン。 中国は資本主義の国ではないので、表に出ている財務諸表をどこまで信用して良いのか、私はわかりません。政府からの補助金なんかもありそうですし。 人民解放軍系の会社というのも、珍しくないですし、日本や欧米の会社を見るときと同じ目線で

          BYDの決算を見てみた

          円安は日本経済にとってプラスです

          円安とか円高が経済に与える影響というのは、感情論でもなんでもなく、単なる数学の問題です。 例えば円安になれば、困る人と喜ぶ人がいます。両方あります。となると全体としてどうなんだ、ということになります。 こういう場合には、いろんな影響を数学的に計算して、結論を出すわけです。算数です。 大手のマスコミなどは、円安が問題だ、と叫んでいます(笑)。円安になって輸入する物の値段が上がって大変だ、という報道ばっかりです。さて、円安は本当に問題なのでしょうか? 日本全体にとってどう

          円安は日本経済にとってプラスです

          西松屋にBGMがない理由

          西松屋とか基本、用がないので行きませんが、店内にBGMがないことは、割と知られています。これ、理由はなんだろうと思って調べてみたら、ありました。 「BGMがあるとお客様がお買い物に集中できません。販売促進にならず、不要なのではないかという議論があり、十年以上前にBGMを取りやめました。」 うーん、納得。BGMが本当に販売促進になるのか、と言われれば、販売促進になっていると断言できる人は少ないと思います。ただ、なんとなく流しているだけですよ、大方。効果測定は難しいだろうと予

          西松屋にBGMがない理由

          ここで書くこと

          中小企業経営者を対象に書いていくつもりですが、内容はまだ決まっていないというか、走りながら考えます。 基本、役に立つであろう情報と、経営の考え方に関することになるでしょう。経済学的なこともたまに書きそうな気がします。 簡単にいうと経営に関することなら何でも書くという感じです。経営といっても範囲が広いので、特定は難しいです。全方位というか。 日々、経営者と接しているので、あくまでも現場感覚が基本。小難しい理論とかをダラダラ書くつもりはないです。 そんなに面白いことを書く

          ここで書くこと