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きもの文化•技術の伝承とは!?

こんにちは

ふじや染工房の3代目 中村隆敏です。

ふじや染工房は創業71年、新宿区高田馬場にて引き染めに特化した染色工房です。

最近、ここを読んで下さる方が増えました(ありがたい事です)

さて、あなたは染色が新宿区の地場産業に認定されているってご存知でしょうか。

江戸時代初期、長かった戦国時代が終わり
平和な江戸時代になると人口が増えていきました。
また人口が増えると、着物を着る人も増えます。
当時の日本橋界隈(江戸)には、売る人、着る人、つくる人が集まり栄えていました。

そして長い平和により人口は増え続け、
川は生活排水で汚染されていきました。
着物制作には綺麗な水が必要なので、
つくる人は江戸を離れ、神田川をさかのぼり、
上流の水の綺麗な土地に集団で移って工房を構えました。
それは、神田川と妙正寺川のぶつかるあたり早稲田•高田馬場•落合地域でした。
そして江戸で売れた大量の着物は、ここの場所で生産され続けました。

そんな理由で、新宿区の地場産業として染色が認定されているのです。

このような発信がきもの文化•技術の伝承になっていくのだと考えています。

話は変わりますが、
最近の私は
Spotify(インターネットラジオ)に呼んででいただき、
30分の番組で喋る機会をいただきました。
アーカイブといってスマホがあれば、
いつでもどこでも聴けるので、
隙間時間にぜひどうぞ🙏
私の小さい時の話や、転機となった話、現在の話をしています。

新宿区百人町で松枝ぴあの教室をされている
松枝由紀子さんの番組です。

「松枝由紀子のSketch Book」
こちらのSpotifyからお聴き下さい

これも、伝承のひとつです。


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