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彫像と塑像

おはようございます!
 
オブジェの創り方には
大きく二通りあるそうです。
 
一つは、自然にある木とか石を素材にして、
削りながら像を浮かび上がらせていく
彫像です。
 
もう一つは、粘土や蝋を素材にして、
盛りながら像を形創っていく塑像です。
 
何かモノを見た時に、
たとえばお地蔵さんを見た時に、
その形の創り方として、
彫刻のように削っていくアプローチを
思い浮かべるのか、
塑像のように盛っていくアプローチを
思い浮かべるのか、
皆さんはどちらでしょうか?
 
思考の遊びですが、
物事を進めていくときには
どちらのアプローチでしょうか?
 
これは違うな、それだけは避けたいなと
彫刻的なアプローチ。
そちらには行きたくないなと嫌なことや
自分の価値観とあわないものを
避けていく発想。
 
それとは、対照的に、
こうありたいとか、
こうしたいという自分が好きなことや
自分の価値観を
ストレートに追及していく発想。
 
どちらもありえますし、
出来上がりの最終形は
似たようなものかも知れませんが、
どうも決定的に違うものが
潜んでいるような気がします。
 
直感的には塑像アプローチを
とっているはずだと思うのですが、
意外と彫刻アプローチで
判断していることが
人生の中で多い気がします。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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