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他人の努力に口を出すということ

おはようございます!

ダイヤモンド誌で
デロイトの内部崩壊
という特集をしています。

立花隆さんは書いていました。
ジャーナリストの命は、
取材のうまさでもなく、
文章の力でもなく、
テーマの選定だと。



外資系のコンサルティング会社に入り、
仲間とコンサルティング会社を
経営してきたので、
デロイトで起こっているすったもんだは、
手に取るように想像できるし、
ありありと目に浮かべることもできます。
(たぶん)

そして、規模こそ違えど
同じような経験を
何度かしてきた身としては、
自分の胃が痛くなるような
気持ちで読んでいます。

同じような経験をして思ったことは、
コンサルタントとは
他人が一所懸命やっていることに、
頭を突っ込み、手を突っ込む
酷い商売だということでした。

自分の会社がうまくいかなくなると、
クライアントの気持ちがよくわかりました。

言いたいことは山ほどあるが、
それを言っても天に唾することなので
黙ってやるしかない。
酷い言葉を浴びせられたり、
酷い仕打ちを受けたり、
自分は痰壺になったのか
と思うような経験をしました。

そうした経験を
何度かやり過ごし思ったのは、
それでもコンサルティングをやりたい
ということした。

自分にそれしかできないとするならば、
他人の努力に口を出す資格が
自分にあるのか?という問いがでてきます。

答えは人それぞれでしょうが、
それが見つからないと、
この仕事は続けられません。

そうしたスタンスをクライアントに、
仕事を通じて感じていただけること
が大切です。



同じことが、
ジャーナリストの仕事にもある
のではないかと思いました。

今日もよろしくお願いします。

安島

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