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病院事務の強化

おはようございます!
 
就活で病院事務は主役ではありません。
 
病院事務職を30年近く
やってこられた方の話です。
 
とても立派な職歴と学歴をお持ちの方です。
学歴は仕事に就かれた後で、
コツコツと積み重ねてこられたものです。
 
是非、一緒に仕事をしたいと思った方です。
 
その方が最後に話されたのは、
病院事務職を
やりたいと思われる仕事にしたいし、
そういう人材を輩出する手伝いをしたい
とおっしゃっていました。
 
100%同感です。
 
欧米の病院と比べて、
日本の病院事務職は、
置き去りにされている感があります。
 
欧米ですと、
MBAを採った方やSEの方が
それなりの給与水準で活躍しています。
 
そうした優秀な方が、
医療に使命感を持って取り組んでいます。
 
しかし、日本はそうではありません。
 
病院では国家資格を持つ
医療スタッフが働いていますが、
その中で国家資格を
持たないからでしょうか
下にみられることが多いものです。
 
今年度の看護職員等処遇改善に関する
補助金や診療報酬は、
看護職員やコメディカルには配分できますが、
事務職には配分してはならないと
明示されています。
 
ますます、格差が広がる懸念があります。
 
加えていうと、病院では
最低賃金すれすれで働いている方も
少なくありません。
 
時給1000円未満で働いて、
毎年10月に最低賃金が改定されるたびに、
少しずつ改定されるのです。
 
医師の方は勤務医でも
1500~2500万円位の年収で
働いています。
 
看護師の方は300-600万円位でしょうか。
 
かなりの格差社会が
ひとつの組織の中に凝縮されています。
 
日本はもう少し医療にきちんとお金を払い、
病院事務をはじめとする職員の底上げを
図りたいものです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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