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体育会系の理不尽さに意味はあるか?

おはようございます!

昔の体育会系の理不尽さは有名です。

剣道で3時間も正座させられたり、
高校生と数日間も合宿させられたりする
中学生は地獄でした。

山岳部では水汲み、飯炊き、
鍋運び等をやらされ、
ただでさえ辛い新人は
へとへとでした。

飲み会と言えば、
吐くまで飲まされた寮生活。
リヤカーに乗せられて病院に行きました。

あれは何だったのだろうと思います。
今ではそうした光景はなくなりました。

しかし、意味がなかったかと言えば、
そうでもないと私は思います。

一番よかったことは、
それを通じて余計なプライドを
洗い流すことができました。

何回かプライドを洗い流す経験をすると、
その後も必要に応じて、
何度でもプライドを捨てることが
できるようになります。

人間、パーフェクトではないので、
自己否定をしなければならないことは
よくあります。

その時を、ごまかして過ごしてしまうと、
軌道修正が効かなくなります。

ごめんなさいが言えない。
私が悪かったといえない。
そうなると、言い訳を考えるようになり、
人のせいにすることになり、
周りから浮いてしまいます。

体育会系の理不尽さがなくなった今、
余計なプライドを洗い流す場は
どこにあるのでしょうか?

どうも見当たりません。

クリーンにはなりましたが、
そのあたりが心もとありません。

もちろん、
理不尽さが行き過ぎると、
洗脳になってしまいます。

その加減ができる大人がいなくなりました。

今日もよろしくお願いします。

安島

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