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プロフェッションの矜持

おはようございます!
 
職業として、聖職者、医師、法律家を
三大プロフェッションと呼ぶことが多い。
 
何故、この3つの職業が
そう呼ばれるかと言うと、
通常の人では持ちえない高度な技術をもち、
かつその技術は危険なものであるため、
高度な倫理観を必要とするから
と私は解釈しています。
 
人を切りつけたら犯罪ですが、
医師免許があるから崇高な仕事となります。
 
人を牢屋に閉じ込めたら犯罪ですが、
司法の免許があるから厳正な仕事となります。
 
いわゆる両刃の剣です。
 
危険な技術だから、
やれるけどやらないという
自制心、倫理観が必要です。
 

 
さて、
聖職者がどのような危険な技術を持つか、
私はあまりイメージできませんでした。
 
しかし、最近の報道を見ると、
そういうことかと思い当たります。
 
たしかに現世で苦しむ人を
助けることもできるけれど、
悪用すれば人を苦しめることもできる。
 
しかし、聖職者に資格制度を持ち込むのは
ナンセンスでしょう。
現世(の価値観)で苦しむ人を救えるのは、
ある種、現世(の価値観)を超越したところに
あるからです。
 
であるならば、
聖職者同士でお互いを律する
ということがあってもよさそうです。
 
法曹界も医学会もそうした組織はあり、
お互いを律しています。
 
聖職者がそうした動きをすると、
宗教戦争になってしまうのでしょうか?
 
その危険を乗り越えて、
聖職者同士で自らを律する活動は
行われているのでしょうか。
 
「8時だヨ!神仏集合」とかいうラジオ番組や世界の宗教家が集まって運動会
をしていたような気がします。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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