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盲点

おはようございます!

眼底検査を受けました。

写真を先生が説明してくれます。
私は、その写真が右目なのか左目なのか?
がわからないので聞きます。
上下左右の関係もわからないので聞きます。
断面図が出てくると
どの部分をどの角度から切ったものなのか
を聞きます。

何故なら、
歯医者さんで見せられる
歯のレントゲン写真は左右が逆で
先生は理解しやすいが、
患者さんはわかりにくいように
なっているからです。

眼の先生は
「そこまで理解しなくても大丈夫です」
とおっしゃいました。

私は心の中で、
「あっ!それをいっちゃあ、おしまいですね」
とつぶやきましたが、黙っていました(笑)



その説明の中で、盲点が出てきました。
久しぶりに盲点のことが意識にのぼり、
人類は何故、
盲点を克服できなかったのか?
盲点をなくす進化はできないのか?
と考えました。

もちろん、そのようなことを
先生には聞きませんでした。
診察室からつまみ出されてしまいますから。

眼球内の視神経を一点に束ねて、
眼球の外に出すので
その一点だけは見えません。
であれば、
他の構造でそれを克服できないか
と考えましたがよい考えが浮かびません。

なるほど、
盲点という一つの欠点を受け入れて、
この構造で進化してきたのだろう
と思いました。

こうしたことは、
社会の仕組みや、会社の仕組みでも
よくあることです。
100点満点の方法なんてまれで、
それぞれの方法は
それぞれに欠点を抱えながら、
他の長所を活かすのです。

そのことを理解せずに
欠点を非難していても仕方ありませんが、
結構やってしまいがちなことです。



しかし、このような性格の私では、
認知症になったら
看護・介護の人たちに絶対嫌われてしまう
と今から不安です。

今日もよろしくお願いします。

安島

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