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欠落感

おはようございます!
 
「今、読者は平塚らいてうの
言葉を待っている」
というセリフが新鮮でした。

大時代がかった表現ですが、
うらやましいと感じました。
 
今は、誰それの言葉を待たなくても
ネット上に言葉はあふれています。
モノやサービスだけではなく、
言葉も余る時代になったのでしょう。
 
今、待ちたい言葉があるとしたら、
鬼籍に入った方々、たとえば、
経済学者の下村治さんは、
今の日本経済をどう見立てるのかは、
是非、聞いてみたいものです。
 
親鸞聖人は、今の社会にいたら、
何を語ったのだろうかと思うと
居ても立っても居られない気持ち
になります。
 
あるいは、
ほとんど語らなくなってしまった
ある人のあるテーマ、たとえば、
晩年の立花隆さんの政治批評や
櫻井よしこさんの体制批判などでしょうか。
あるいは、
糸井重里さんのコピーもたまにみてみたい。
何故語らなくなったのかもあわせて、
伺ってみたいものです。
 
今は、欠けていることによって、かえって
存在感が際立つようになった
のでしょうか。
 
あるいは、
欠けているところ、
語らないところを探ることによって
その人の本当の考えが見えてくる
気もします。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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