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忘却と冷却

おはようございます!
 
忘却は、
人が健やかに生きていくうえで、
欠くべからざるものです。
 
経験したことを、
事細かに覚えていたのでは、
世の中うまくいきません。
一晩眠れば、
まあ良いかといって忘れるから、
人間関係は続きます。
厳密に杓子定規に記憶があるからといって、
幸せになるとは限りません。
 
同じようなことですが、
パソコンやガラケー、スマホ、
インターネットの発達で、
人と人とは、
一日中つながっていることが
できるようになりました。
 
昔なら、好きな女の子の家に
電話をかけても、
お父さんが出てきて連絡が取れない
といったことは普通のことでした。
今ならば、お父さんをスルーして、
直接、女の子に連絡を取ることができます。
 
しかし、便利なことばかりではありません。
昔は、喧嘩をしても
一週間ほどは会えないことが
普通でしたので、
また、
時には居留守を使うこともできたので、
その間に頭を冷やして、
「ごめんなさい」といえる余裕を
つくれました。
今は、既読がついているのに、
なんで何も言ってこないのかと、
瞬時に頭に血が上ってしまうことが
あります。
 
始終つながっていられるようになったので、
逆に、つながらずに冷却期間をおくことが
とても大切になってきたと思います。
 
忘却に加えて、
冷却も人間の知恵だと思います
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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