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人に手渡すと考えてみる

おはようございます!
 
「ハッピーエンド」の世界をきちんと見たい
という話を書きました。
 
サービスやモノを売る時も創る時も、
最終的にどう使われ、喜ばれるかを
具体的にそこに身を置いて
理解したいという話です。
最終現場からの発見や発想を
大切にすることです。
 
一方で、正確にいえば、
最終現場は、
視野狭窄に陥る危険性があります。
現場の弱点は、
全体像が見えていないことです。
 
ですから、経営者は
全体像を見ることと、
最終現場を見ることと、
その両方の視点が求められます。
 
ただ、
経営者の時間には限りがありますから、
今、この組織では、眼を
全体象のところに置くべきか、
最終現場に置くべきか、
の判断が大切になってきます。
 
厳密にいえば、経営者は、
全体像の視点と最終現場の視点と
両方に眼を置きますが、
組織全体に対して、
今、我々はどちらを見るべきか
提示することだと思います。
そこのバランス感覚が、
経営者のセンスだと思います。
 
では、どうすればそのバランス感覚が
磨かれるのでしょうか?
なかなか、思い浮かばないのですが、
「次の人にこの事業を手渡す」
と考えることもひとつです。
 
自分が理解するだけでしたら、
そこの感覚はあまり磨かれない気がします。
 
しかし、
次の誰かにそのことを教える、手渡すと
想定してみるのもひとつでしょう。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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