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広島サミットの振り返り

おはようございます!
 
広島サミットが気になっています。
 
これまでとは違って
印象深かったからです。
 
G7・EU首脳が平和記念資料館を訪問し、
ゼレンスキーが来日し、
ロシアへのメッセージを出し、
グローバルサウス首脳も参加しました。
 
元外交官の田中均さんの動画を見て
専門家の見方を勉強してみました。
 
色々と気が付くことは多かったのですが、
今回アメリカの立場が明確に弱くなった
という解説が印象的でした。
 
アメリカは、
第二次世界大戦で日本を破り、
ヨーロッパの戦後復興に多大な貢献を
しました。
 
だから、図抜けた国力格差もあり、
G7諸国はアメリカに頭が上がりません。
 
アメリカは
自国の主張を通せば通りましたが、
今回は違ったようです。
 
それを表しているのは、
「法の支配に基づく国々」
という表現です。
 
それまでは、
「民主主義諸国」が「専制主義諸国」に
対峙するというアメリカの主張を
前面に出した言い方でしたが、
今回はその表現は鳴りを潜めました。
 
代わりに
「法の支配に基づく国々」
となりました。
 
これが
アメリカの立場が明確に弱くなった象徴
だとの解説でした。
 
法の支配という言葉が
何度も出てきていましたが、
そういう意味だったのかと知りました。
 
各国のぎりぎりの利害調整ですから、
文言もギリギリのものなのでしょう。
しかし、これは解説されないとわからない
と苦笑しました。



 
田中均さんは、
有名なので存じ上げていましたが、
なんとなく触れることはありませんでした。
 
今回、動画で初めて見ましたが、
落ち着いた口調ながら、
ご自身の明瞭な分析を、
明確に話される方だと知りました。
 
見た目だけではわからない、
動画の威力も感じました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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