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一汁三菜のススメ

日本人が一番落ち着く日本食。日本食といえば、一汁三菜。ちゃんと並んでいると食卓も華やか。でも、いざ食卓に並べるとなると意外と大変そう…。いえいえ、そんな事はありません。いくつかの調理方法を覚えてしまえば、食卓はいつも食卓は賑やかになります。

一汁三菜とは

文字通り、汁ものとごはん。おかずが三品ある食卓ですね。ちなみに香の物(お新香・漬物)は三菜には含みません。三菜と言われると難しいですが、たんぱく質が摂れる主菜とそれを補う副菜がふたつ。この副菜が上手に作れるようになれば、お酒のおつまみにもなりますし、お弁当のワンポイントにも使えます。基本、副菜は常備菜が多いので、一回作ってしまえば、大抵しばらくは使えるものばかりです。

私が思う一番のメリット!

この一汁三菜。私が思うメリットは栄養素がたくさん摂れるとかそんな事じゃありません。一汁三菜のメリットは「ちょっと下手でもいい」です。日本人には口内調味という素晴らしい文化があるのです。いわゆる三角食べですね。口の中に色々なものを同時に楽しむことが出来る。これは素晴らしいことです。薄い料理は濃い料理と合わせることで、濃い料理は薄い料理と合わせることで美味しく食べられるんです。一品料理だとそうもいきません。濃いもんは濃いし、薄いもんは薄いですから。この一汁三菜を食卓に並べることで「なんか、料理上手くなった?」と勘違いさせることもできるわけです。

個人的には主菜は味薄め、副菜は味濃いめに作っておくとみんなバランス良く食べてくれるイメージです。副菜は残っても明日また使えますから。

お米の炊き方

そんなもん知ってるわ!って言われてしまいそうですが、とりあえずね。最近のお米は精米技術がだいぶ上がっているので、そんなに丁寧に洗う必要はありません。炊飯器に技術も今はすごいので、簡単に炊けます。

お蕎麦は挽き立て・打ち立て・茹で立ての三立てといいますが、お米は二立てだと思っています。それは搗き立てと炊き立て。新米は美味しいとされますが、実は水分量が多く、甘味・旨味に欠ける部分があります。新米から少し寝かせた3ヶ月後くらいのお米が水分も抜け、一番美味しいとされています。

「家庭で搗き立てのお米を買うのって難しくないですか?」そういう人もいるでしょう。でも、スーパーに売っているお米でもちゃんと精米日は書いてあります。値段も参考にしますが、私はこの精米日を気にして買うことが多いです。そのおいしさをキープしたいのであれば、冷蔵庫で保存する事をオススメします。お米も野菜なんでね。冷蔵庫にスペースがある人はペットボトルなどに詰めて保存しとくと便利です。

お米を研ぐ時、私は素早く米を2回すすいで水を切り、米を割らないように軽く指先で混ぜて、2回すすいで終わりです。手の甲でしっかり研ぐ人もいますが、米が割れたりするので私はもうしません。昔の精米技術の時はやってましたけどね。特に吸水もしません。早炊きでポンです。今のお米は無洗米でなくてもこれで十分です。

文字数も増えてきたので、今日はこの辺で。また次回。




劇団での企画や、自分の企画の制作費として有難く使わせて頂きます。髙頭祐樹がやりたいことを出来るだけ多く皆さまに届けられるように色々と作っていきたいと思っています。