人の目がこわい。

新しいことを始めようとすると、いつもすぐに心が折れます。

どうせ私にはできっこないよね。

頭でそう思いながら、もう少しだけと続けていても、定期的に不安が訪れます。

誰かに影で悪く言われているような想像でひどく落ち込みます。

もし褒めてくれる人がいたとしても、どうせお世辞だろうと思ってしまいます。

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私の父親は否定的な人でした。
私は昔から、ただ父に認めてもらいたかった一心でした。ひとつだけでも良いのです。
学校で先生に褒められたよなんて話をしても、それはただのお世辞だと、調子に乗るなと言わんばかりに、褒められるどころか叱られます。失敗した話なんかしようものなら、コテンパンに、ボコボコに、追い打ちをかけられます。

「maiにできるわけがない」という一言を今までなんども耳にしてきました。その一言が大人になった今でも私の頭の中を呪いのように渦巻いています。
最近になって気が付いたことですが、父は基本的にマイナス思考で、誰に対しても否定的なようです。残念ながら、そのことを知って、私だけに言っているんじゃないぞと自分に言い聞かせても私の呪いは解けませんでした。

旦那は「もう別の家族なんだよ、そんな親の言うことは関係ないんだよ」と優しく言ってくれました。私もそう思ってます。父から認められることなんてこの先、一生あるわけがないと頭では分かっていますが、心の底では期待しています。いつの日かと夢に見てしまいます。

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愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

今日、久しぶりに開いたこの本。
愛着の傷を治すためには、心の中に詰まった膿を外に出すことが必要なんだそうです。

そう聞いて改めて考えてみると、子どものころは大したことないと思っていた両親の対応ですが、だんだん腹が立ってきて、親を恨むようになりました。そうして頭の中で考えているとモヤモヤしたものがどんどん大きくなっていくばかりでしたが、文字にしてみると少しずつ怒りエネルギーが放出されていっている気がします。自分と向き合うために始めたnoteでしたが、表現することにこんな効果があるなんて思ってもみませんでした。

しかし、私は昔から感情の言語化がとても苦手です。
その上、毎日毎日こんなどうしようもない自分のことを書き連ねていると、いつもの悪い癖が出てしまい自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

noteさんが集計してくれるアクセス状況がついつい気になって覗いてしまうのですが、アクセス数が伸びれば伸びるほど恐怖心が増していきます。
こんなくだらないものを人様の目に触れさせてしまって申し訳ないと思ってしまいます。それなのにちょっとだけ嬉しいんです。

本当に自分で自分が面倒くさい。早くこの呪縛から解き放たれたいです。
ドラクエだったら教会にさえ行けばお金で簡単に解決できるのに。