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給料以外手元に残るものがない仕事は決してしてはいけない

僕は昨年の夏に日系大手企業から現在の外資系企業に転職しました。
前職の会社は先月の日経新聞の文系就職人気ランキングでトップ10に入っているようですが、僕は転職して本当に正解だったと思っています。
なぜかというと前職の職場は、「将来的に他社で活かせるスキルが全く身につかない会社だったから」です。

当然ボーナスを含め給料はもらっていました。
しかし、退職して1年が経った今でも「何も将来へと繋がるスキルが全く身につかない環境だった」と強く感じています。

もちろん、どんな仕事であってもその会社内限定であれば、将来的に活かせるスキルや知識というのは身につくでしょう。
しかし、その会社内限定のスキルしか身につかなければ、その会社でしか一生働くことができない、いわゆる社畜人間となってしまうでしょう。
それはあまりにもリスキーだと僕は思います。
例えば数十年前の日本がアメリカに次ぐ経済大国だった時代であれば、一社に依存した生き方であっても問題ないかもしれません。
しかし、これから日本という国は超少子高齢化が原因でどんどん貧しくなっていきます。
実際、経団連の会長やトヨタ自動車の社長も、今後は終身雇用は維持できないと発言しています。
ですから、今後は自分の市場価値を高めることを意識しながら働くことが重要になると思います。

仕事をしていて給料を貰えるのは当たり前です。
給料以外に、何か将来への投資となるようなスキルが身についているか。
下記の『働き方の損益分岐点』での言い方でいうと、労働力を消費せずに投資できているか。
答えがもしNoならば、転職を考えた方がいいかもしれません。

また、今日私が話した内容は下記の本からヒントを得ています。
名著なので気になる方は是非読んでみてください。


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