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書評『人生は攻略できる』

おススメ度:★★★★★


【本書の概要】

今日の日本でのお金・仕事・愛情、友情等に関しての攻略法に関して書かれた本書。

内容としては橘玲氏の今までの書籍のダイジェスト版のような内容となっており、初めて橘玲の本を読む人にはうってつけの本です。

特に仕事の話とかめちゃくちゃ勉強になったので、全ての日本人に読んでほしい本です。

ただしものすごく納得できるような内容もあれば、エビデンスがあると言われても、人の性格や人格は幼少期の友達間でのキャラで一生決まる等、個人的に納得できないような内容も多いです笑(性格なんて子供の時と大人で変化する人とかざらにいますよね)


【自分が付箋をつけたポイント】

・会社は社員が幸福になるためのただの道具。踏み台にしていい。


・なぜお金が大事がというと、お金やスキルがあれば、理不尽な仕打ちを受けた時に逃げられる自由があるから。

この自由に比べれば、タワマンに住んでいるとかポルシェに乗っているとかロレックスの腕時計を着けている、なんてものはどうでもいい。


・「生涯共働き」は最強の人生設計

→「専業主婦」はマイカーよりもマイホームよりも所有してはいけないものだと個人的に思います笑


・「何の仕事をしていますか?」と聞かれて例えば「トヨタです」と会社名を答えるのは日本人だけ

→基本的に多くの日系大企業では令和の今日でも昭和時代のジョブローテーション制度がとられており、数年ごとにその会社内で職種が変わり深い専門性が身につきません。

終身雇用が崩壊し不確実性に満ちた令和の時代では、そんな会社に依存しているジェネラリストは淘汰される可能性があります。

令和の時代で大事なことは会社名ではなく職種で仕事を選び、「スペシャリスト」を目指すことだと思います。

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