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#3「耐久性」について

こんにちは。
高知県香美市で「世代を超えた家族の幸せ」
をコンセプトに工務店をしている
タカタワークス株式会社と申します。

#1自己紹介でお話をした、建物の基本性能の内
私たちが大切にしている
「耐震性」 「耐久性」 「断熱」 「気密」 「換気」
の詳しい話をしていこうと思います。
今回は「耐久性」のお話です。


「耐久性」とは

どんな高気密高断熱で性能の良いお家でも
「耐久性」
が悪ければ何十年と持たない場合もあります。
建築物の「耐久性」で重要なキーワードは、
「素材」「施工」になります。

素材

建築物は様々な素材が
組み合わさってできるものです。
外壁一つとっても、
・外壁の種類(サイディングやガルバリウム等)
・外壁を留める下地材の種類
 (アルミや木材、その厚み等)
・防水シートの種類
・付加断熱材の種類
・耐力面材の種類
・充填断熱材の種類
・柱等の構造材の種類
・内壁の下地の種類
・内壁仕上げ材の種類
等、たくさんの素材の中から
吟味して採用するようになります。

素材だけでの話ではないですが、どんなものにも
メリットとデメリットがあります。
また、素材の組み合わせでデメリットを消すことも、
逆に増やしてしまうこともあります。
その素材にはどんなメリットデメリットがあるのか、
なぜその素材を採用しているのかを
きちんと説明ができる建築士だと
施主様からの信頼も厚いですね。

施工

素材自体の特性を把握し選択した後は
施工方法の選定になります。
選んだ素材をビスで留めるのか、
接着剤で貼り付けるのか、
また違う素材同士がぶつかる箇所は間をあけるのか、
突き付けるのか、など方法はたくさんあり、
建築業界ではこういったことを
「納まり」と呼んだりします。

先ほどの素材の話同様、
施工方法で素材のデメリットを消したり
逆に増やすこともあります。
施工に関しては工務店側がきちんと知識を持って
施主様の使いたいものにあった
方法をとることが大切です。

専門的なことや、敷地、建築物によって
施工の方法は様々ですが、建築物の「耐久性」で
重要なことの一つに「通気工法」があります。
外壁や屋根に必要な工法で、
これを怠ってしまうと結露の原因になり
壁内や小屋裏がカビだらけになることもあります。
工法1つで後悔しないよう、
きちんと信頼ができる建築士に依頼することが
大切で、私たちもそうなりたいと考えています。

ウルト建材

私たちが採用している建材の中に、
ウルトというドイツの会社の製品があります。
屋根や外壁の防水シートや気密シート、
ウレタンフォームからビスまで
幅広いラインナップがありますが
日本ではあまり採用がされていない印象です。
特徴としては建築物の長寿命化や気密性能の向上に
優れた製品が多いです。
80年の耐久試験に合格した製品など、
汎用品ではない特徴がそれぞれにありますので
ぜひ一度ご覧ください。
ウルトHP

まとめ

どんな「素材」「施工」にも
必ずメリットとデメリットがあり、
工務店はプロとして、採用するからには
全てを把握しておく必要があります。
「昔から使っているから」
「有名な方が良いと言っていたから」
は理由にはなりません。
施主様の要望や敷地等の条件に合わせ、
最適な提案ができる会社でありたいと考えています。

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