男子校出身者が感じる男子校のいい点、悪い点③いじめの少なさ

関東圏の中高一貫男子校を卒業して現在大学4年生のものです。

大学に入ってみて男子校というのはとても独特な環境でさまざまなメリット、デメリットがあるなと感じました。

自分が在学している時には全くそんなことに気づきませんでした<<<<

自分が男子校に在学中に知っておきたかったなということを中心に書いていきます!!

男子校受験を考えている小学生、保護者の方、現在男子校に通っている方にぜひ読んでもらいたいです^^


今回はいじめの少なさについて書こうと思います。

よく男子校はいじめが少ないという言説をネット上で見ます。
実際に通っていた側としても中学時代はそれなりにトラブルも多いですが、高校時代はほぼいじめのような問題は起きていなかったと思います。

その要因について自分なりに考察していこうと思います。
①仲間意識の強さ
男子校では当然ですが男子しかいないため性別という共通事項があり、
また中高一貫男子校では中学受験(小学校時代に勉強を頑張った)という経験から同族意識みたいのようなものが芽生えやすいのではないかと感じています。
よく高偏差値の学校は人間ができている人が多いからいじめが少ないといった意見を目にしますが、勉強と人間性の部分はあまり関係しないと考えているため自分はそれは違うかなと思います。
ただ高偏差値の学校ほどその学校に合格するために受験で頑張ったという共通の経験があるためお互いをリスペクトしやすい関係性を作りやすいことは確かだと思います。
このような仲間意識の形成しやすさがトラブルの少なさ、仲の良さの要因になっているのではないかと考えます。

②各々の興味への寛容性(モテたいという意識の薄さ)

①の仲間意識という点は男子校固有とはいえず、その他の場所でも生まれやすいと思います。

ですが②各々の興味への寛容性(モテたいという意識の薄さ)は中高男子校という性質がとても関係している気がします。
男子校では基本的に同世代の女子との関わりがないため、そもそのモテたいという感情が生まれにくい環境にあります。(高校くらいからは一部関わり始めますが^^)

そのため意識が自分の内向きの感情に従いアイドルや鉄道などの趣味などにはまる人が多かったです。
共学だとモテたいという意識から周りを気にしてしまうことが多いと思うのですが男子校はその意識がないため興味、趣味に対しての寛容性が非常に高い環境にあると思います。

自分自身の経験だと自己紹介の趣味を紹介するの時、男子校の時は自分を知ってもらおうとする意識で発表する人が多かったのですが、

共学の大学の時は明らかにモテたいかっこつけたいという意識を感じてしまうことが多かったです。(趣味スケボーが異常に多いなど。。。)

この周りをどのくらい意識するかどうかの差は結構明確にある気がしました。

自分は男子校時代文化部で趣味どっぷりだったので、その点に最初のころ苦労しました。
現在男子校在学中で趣味どっぷりの方は周りからどう見られるかという点を考えると大学生活うまくいきやすいかもしれません。

話がやや脱線してしまいましたが、①仲間意識、②興味への寛容性が要因で
男子校ではトラブルが少ないのではないかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は進路選択の点について書きます^^

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