男子校出身者が感じる男子校のいい点、悪い点④進路選択

関東圏の中高一貫男子校を卒業して現在大学4年生のものです。

大学に入ってみて男子校というのはとても独特な環境でさまざまなメリット、デメリットがあるなと感じました。

自分が在学している時には全くそんなことに気づきませんでした<<<<

自分が男子校に在学中に知っておきたかったなということを中心に書いていきます!!

男子校受験を考えている小学生、保護者の方、現在男子校に通っている方にぜひ読んでもらいたいです^^

今回は進路選択について書こうと思います!!


今回は進路選択について書こうと思います!!

大学への進路選択は①大学選択と②学部選択の2つで構成されると思うのですが
①に関しては進学している学校の偏差値の影響が大きいかなと思います。特に関東では中学受験での早慶附属、march附属、日東駒専附属などの附属校との偏差値の立ち位置の差は気にしている人が多いかなと正直感じました。


(偏差値的に早慶附属以下march附属以上の学校だと大学はmarchよりは上には行こうという空気感が形成されるなど)


男子校が影響している部分としては上記の附属校との偏差値関係が、女子校、高校受験より比較的優位な立ち位置にいることが多いため、全体的に自偏差値の高い大学を目指す傾向があると感じています。


特に東大に顕著にみられると思うのですが、中学受験での女子の早慶附属また高校受験での早慶附属より偏差値的に優位な学校はほとんどないのに比べて中学受験における男子の早慶附属より偏差値的に優位もしくは同等の学校はいくつもあるため、東大合格者には男子校出身者が多いと推測しています。

関連してなのですが男性の社会的規範も強く影響していると感じます。


駒場東邦中高の記事なのですが
女性教員の方が生徒が偏差値の高い大学に行かなければいけないというプレッシャーを生徒から感じるとの内容をおっしゃられていたのがとても印象に残っています。(現在有料記事)

自分は駒場東邦出身ではないのですが、この記事にはとても共感しました。
やはりいろいろな要因はあると思うのですが進学に関しては男子校は男性的規範が増幅しやすいと思います。


続いて②学部選択なのですが
これは男子校はあまり関係ないと感じました。

自分の学校だけかもしれないのですが、どの学部がいいとかそういう考えはなく各々進学したいところに進学していたと思います。

自分の主観なのですが親がなんの仕事をしているかはかなり影響があると感じました。高校まででどのような仕事があるのかと知る機会は多くなく必然的に職業といえば親の仕事になるのが大きな影響を与えるなと感じました。

特に男子校は似たような属性の集団になるので価値観が狭くなりがちです。
そういった点で価値観を広げる職業教育が盛んかどうかといった点で進学する学校を選ぶのも1つあるかもしれません。


今回はこれで以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は自分の中学受験体験記(個人情報出すので有料にします。)
シリーズとしては大学に入ってからの立ち回りについて書いていこうと思います。
読んでいただけたとてもうれしいです。


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