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私が映画「新聞記者」の協力を断った理由。本日の「ニューズ・オプエド」から~

【「新聞記者」プロデューサー、赤木さんの妻に謝罪】

 文春オンラインによると、1月13日からネットフリックスで世界同時配信されているドラマの「新聞記者」で、プロデューサーを務めた河村光庸(かわむら・みつのぶ)氏が、森友学園問題に関する財務省の決済文書の改ざんで自殺した、近畿財務局の元職員、赤木俊夫(あかぎ・としお)さんの妻、雅子(まさこ)さんに、制作の経緯を巡って謝罪していたことが「週刊文春」の取材で分かりました。

 ドラマは、東京新聞・望月衣塑子(もちずき・いそこ)記者の著書が原作で、ネットフリックスの国内視聴ランキング1位となる人気作品となっています。雅子さんはおととし、ドラマの内容に不信感を持ち制作への協力を断りましたが、河村氏は「あくまでフィクション」だとして、雅子さんの要望は聞き入れないまま、制作を進めました。河村氏はドラマの撮影が終わり、配信直前となった昨年末、雅子さんに謝罪したということです。

 また、NOBODER社主で、ジャーナリストの上杉隆氏も、撮影当時、制作サイドから官邸記者会見での協力を求められましたが、「アンフェアな取材手法には賛同・協力できない」として断っていた経緯を明かしています。

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