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【兵庫】キリンビール神戸工場に行ってきた【2016年2月】

どーも、たかしーのです。

昔の写真を整理しながら、過去に行ってきた場所の思い出を書いていきたいと思います!

今回は、2016年キリンビール神戸工場です。

キリンといえば、「キリン一番絞り」。
その「キリン一番絞り」が、工場でどうやって作られ、出荷されているのかを見ることができる『一番絞り うまさの秘密体験ツアー』に参加してきました!


観光したところ

キリンビール神戸工場(神戸市北区)

キリンビール神戸工場へは、JR三田駅から無料の送迎バスに乗り向かうことができます。

ちなみに、バスの名前は「ラガーバス」というのですが…

その名の通り、バスがビール缶になっています!

これは、わかりやすい!笑
初めて来た人でも、安心ですね!

で、その中なのですが、

このようにバスの中なのに、全国のご当地ビール缶が展示されています!
もうすでに、ガキ使みたくバスに乗った瞬間から、工場見学はスタートしているようです!

で、おしりしばき隊が来るはずもない、安全なバスに乗ること約20分

キリンビール神戸工場に到着!

中で受付を済ませてから、

いよいよここから「一番絞り うまさの秘密体験ツアー」に移ります!

ツアーは「キリン一番絞り」ができるまで。の流れを工場内を歩きまわりながら、フィールドワークのように進行。

なので、ここからは「キリン一番絞り」の製造工程に従いながら、順を追って、書いていくことにします。

1) 素材作り

まずは、たっぷりと水を含ませた麦を発芽させ、ビールの原料となる「麦芽」を作ります。

これが、麦芽
麦から芽が出ているのが、わかると思います。

なお、このツアーでは、この麦芽を食べてみることができるため、実際に食べてみたところ、噛んだそばからほんのり甘い味がするため、なんだかビールの苦味を思うと、意外な感じがしました!

2) 素材作り

その麦芽を砕いてから、ゆるやかに温度を上げ、「もろみ」という麦のおかゆを作ります。

今回のツアーでは、

この「キリン一番絞り」と同じビールケースのような施設から、この糖化の様子を見ることができます!

中はこーんな感じです。

工場好きには、たまらない光景かもしれませんね!
※ちなみに、この日の工場は休業日でした。しょぼーん(´・ω・`)

3) 麦汁ろ過

次は、このもろみをろ過し、麦汁を取り出します。

この工程で最初に流れ出る麦汁のことを、「一番絞り麦汁」と呼びます!

なお、一般的なビールの製造工程では、このあとに流れ出る麦汁「二番絞り麦汁」も取り出し、その後の工程で使用するのですが、なんと「キリン一番絞り」は、その名の通り、一番絞り麦汁だけしか使いません!

しかも、この一番絞り麦汁だけを使って作られたビールは、世界中どこを探しても、キリン一番絞りだけ!←ココ重要!

世界でも飲むことができないビールを、私たちは知らず知らずのうちに飲んでいるわけなんですね!

このツアーでは一番絞り麦汁と二番絞り麦汁を

このように飲み比べすることができ、味の違いを確かめることができます!

実際に飲んでみると、やはり二番絞り麦汁とは比べ物にならないほど、一番絞り麦汁のほうが麦の甘さが濃く、香りがよかったです!

4) 煮沸

そんな甘〜い一番絞り麦汁に、ビール独特の香りと苦味の元であるホップを入れて、煮沸します。

そのホップというのが、

これです!
ツアーでは実際に手にとって、ホップの香りを味わうことができるのですが、とてもビールの原料とは思えないほど、強くてスーッとする香りがしました!

5) 発酵

煮沸が終わると、次は発酵に移ります。

煮沸された麦汁を十分に冷やし、それに酵母を加えて、発酵タンクで低温発酵させます。

この酵母こそが、ビールにとって重要な役割を果たす存在で、麦汁の糖分をアルコールと炭酸ガスに変えてくれるのです。

あのシュワシュワーとした爽快感は、酵母のおかげだったんですね!

6) 貯蔵・ろ過

発酵が終わると、ビールはすぐ出荷されるわけではなく、1〜2ヶ月ほどタンクで低温貯蔵して、熟成されます。

この手間があるからこそ、ますますビールが美味しくなるんだそうです。

7) パッケージング

そして、これまでの工程を経て、

このような厳しい検査に合格したビールだけが、

「キリン一番絞り」として、ケースに詰められ出荷されます。

なお、キリンはこのパッケージラインの技術が非常に進んでいるため、出荷されるビールの缶数は1分間になんと、

2000缶!!
国内のビールメーカーでは最速のスピードで、パッケージングがされるんだそうです。

ちなみに、先ほど写真で登場したビールを検査する担当者に関してなんですが、実際にはビールを飲んで検査しているのではなく、口の中に含むだけで吐き出してしまうため、ビールが好きな人にとってはかなり辛いお仕事なんだそうです!笑


さて、一番絞りができるまでを学んだところで、いよいよ試飲タイムに入ります!

この中から、おひとりさま3杯まで無料で飲みことができます!
なお、ちゃんと書いてませんでしたが、このツアー自体も無料です!!

で、この中から私が選んだのは、当然…

キリン一番絞り!
なおオーダーすると、缶からではなく、ビールサーバーからグラスに注いでくれるので、缶ビールよりも鮮度がよく、より美味しい「キリン一番絞り」を楽しむことができます!
まるで、牧場で生絞り牛乳を飲むかのようです!

それでは、早速…

ゴク、ゴク、ゴク。

ぷはー、うんめえええぇぇぇ!!!!!!

ほんと大げさに言ってるわけではなく、普段ビールをあまり飲まない私でも本気でこう思ってしまうほど、ウマかったです!

ビールを見る目がなんだか変わったような気がしました!

そんな感動を味わいながら、ぐびぐび飲んでいたわけなんですが、そこへツアーのお姉さんがやってきて、こんな話が…

ツアーのお姉さん「こちら期間限定で、一番絞りプレミアムも提供してございます。どうぞ試飲なさってみてください(*´∀`*)/」

なっ、プレミアムだと!!

と、いうわけで、お姉さんに言われるがまま、

「一番搾りプレミアム」も、実際に飲んでみることに!
※ちなみに、左の柿の種は、ビール工場限定のビール酵母入りチーズ味でございます。

いざ…

ゴク、ゴク、ゴク。

な、なんじゃこりゃー!!!
リンゴジュースじゃねぇかああああ!!!!!!!!

最初に飲んだ「キリン一番絞り」と比べると、甘さが強く、まるで炭酸の入ったリンゴジュースのようです!!!

これは、断然ウマイ!!!

お中元とかギフトで贈ると喜ばれること、間違いナシな一品だと思いました!

他には、

忘れちゃいけない「キリンラガービール」もオーダー。
一番絞りと飲み比べてみましたが、ラガーのほうが苦味が強いため、ビールがあまり得意ではない私にとっては、「やっぱり一番絞りのほうが好きだなー」と思ってしまいました。

おわりに

普段ビールを飲まない私でも、すごく楽しめて、ビールが美味しい!と感じることができたので、ビールが苦手な人でも、是非行ってみて体験してもらえたらなあと思います!

工場見学の予約ですが、下記のページから実施できます。

他にも、ストックしている写真はいくつかあるので、また気ままに書いていきたいなと思います。

それでは!

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