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「そんな元気はないよ」と思う自分にはどんな元気ならあるのかないのかどうなのか

世界は狭いなあ。知り合いがどうこうとかそういうことではなく、どこの世界も驚くほど狭くて小さいという現実に叩きのめされそうになったりすることがあります。その狭くて小さい世界の中で自分と同じ世代か少し上の元気な老人たちを見ると「そんな元気はオレにはないよ」と思えるのです。同時に「ではどんな元気なら自分にはあるのか」とも思います。ないのかもしれません、元気とやる気。あるのかなあ。どこかに置き忘れてしまったんじゃなかろうか。どうなんでしょうか。

今日の夕食はほんの少しのやる気を振り絞って買い物に出たら雨が降ってきた気がして慌てて傘を取りに戻ったら私が外に出たと思って「うひょー」という勢いで娘が部屋から出てきていたのでやる気はますます小さくなって「パパね、やる気ないからスーパーじゃなくて近くのコンビニに行くけど晩ごはんなんか食べたいのある?」と聞いていました。

「麺類」

「温かいの? 冷たいの?」

「温かいの」

「わかった」

外に出て傘をさしたら雨は降っていませんでした。なんでだよ。

コンビニは高いから本当はあんまり行きたくないんだよなあ。でもスーパーより近いからなあ。そういえば精算した経費を入金しないといけなかったんだ。入金手数料がかからない金額だから平気だぜ〜。

「とみ田監修 デカ豚ラーメン ワシワシMAX」(691円)を買いました。娘のお気に入りです。これを食べる度に「共食いだね」と言うと娘はブヒブヒと嬉しそうに鼻を鳴らします。ちょっと前のラーメン屋の値段だよね。今日は私も思い切って食べてみるか。

娘は待ちかまえていました。電子レンジだとけっこう時間がかかります。900ワットで6分20秒ぐらいでしょうか。娘の分を先に温めました。嬉しそうに食べ始めた娘の様子を見ながら私の分も温めます。

以前も食べたことがある気はしますが、どんな味だったかすっかり忘れていました。これは確かに美味いな。そしてこの太麺はまさに二郎系。二郎、一度だけ行ったことがあります。厳しい体験でした。それと比べると食べやす〜い。なんというか万人受けをしっかり意識した仕上がり、素晴らしいです。

「たまにはいいね、豚MAX」

「ワシワシMAX」

すかさず訂正されました。厳しいな、娘。

本日のスープジャー釜玉うどん(温泉玉子は会社の近所のコンビニで購入)

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