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凡ミスと溜まらなかったりつまらなかったり

昨日、溜まっていなかった湯船のお湯、今日になって娘に何度聞いても答えてくれません。何か後ろめたいことでもあるのか、こちらが勝手に勘ぐってもしょうがないのです。思い込みはよろしくありません。夜の薬を飲む時間になってようやく「少しだけ溜まってた」と返ってきたした。じゃあ、やっぱり私が栓をしっかりはめてなかったんですかね。そうか、そういうことか。

「ごめんね」と謝りました。娘は特に反応もありません。娘としては溜まっていない湯船を見ておかしいと思っても私に言い出せなかったのでしょう。なんというか、どういう状態が正解なのかが分からないとどういう状態でも「こんなもんなのか?」という感じになってしまうのです。それはある意味気の毒な話です。いや、それはともかく本当に申し訳ない。すまんかった。

昨夜の夜です。私が寝た直後に娘がやってきました。抱えてきた毛布をドサッと投げ出して、私が使っている布団を引っ張って持っていこうとします。抵抗するのも面倒なのでやりたいようにさせます。

「パパ、明日は仕事だから、今日はもう布団を運んだりするのはやめてね」

強めに言います。

「わかった」

本当にわかっているのかどうか不安でしたが、昨夜はそれからはやってきませんでした。

しかし、2時過ぎに熱くて目が覚めました。昨夜は予想より気温が高くてかつ湿度も高めで、そういう日はあまりよく眠れないのです。布団を取り替えます。ふと、娘も熱かったり寒かったりで布団を取り替えているのかもしれないなどと思います。たまに手持ちの布団全部を重ねて下敷きになっていたりするのです。あれはさすがに熱いだろ。そういうことなのかもなあ。

朝は目覚ましより前に目が覚めました。もう少し寝たいんだ。と思っていたら娘がトイレに行く足音が聞こえました。このタイミングで薬を飲んでもらわねば。

食欲はないそうなので薬だけ。冷蔵庫の中に色々置いておくから食べてねと伝えます。ものすごく眠そう。このあと寝るな、きっと。

私も二度寝しました。今日も休みならよかったのになあ。ウダウダしながら起き上がります。起きた瞬間からダルいです。

娘のためにサラダを用意したり缶詰を開けたりなんだり。ぬか漬けも切ってお皿に。糠を足してちょっと経ちますが、塩ではない何かが足りない気がします。カラシ粉でも足してみるか。

出勤。またまた凡ミス。最近多いなあ、大丈夫か、オレ。

退勤。帰りの電車で爆睡。いつものパターン。駐輪場の更新。スーパーで買い物。明日の娘のお惣菜と飲み物やらなんやら。ご飯は残ってるかなあ。今日は夜もあんまり食べない気がするな。

帰宅。しばらくして起きてきた娘に夕食を食べるか聞きます。食べないそうです。軽く食べるのに稲荷ずしと菓子パンを買ってあります。夜食で食べるそうです。まだ早いので命の母ホワイトだけ飲んでもらいます。夜の薬は稲荷ずしと菓子パンを食べる時にしましょう。

その後、無心で稲荷ずしを頬張る娘に昨日の湯船のお湯の話を聞いたのです。まあ、最終的に教えてもらってよかった。これも凡ミスだなあ。次は気をつけます。

稲荷ずしをひとくちで食べる娘に「あんまり沢山クチに入れるとオエッてなるよ」と言って娘がたまにやるオエッという表情を真似したら笑っていました。私の父はすごく早めしで、よく食べ物を喉につまらせていました。私も早めしです。最近になって喉につまることが増えてきました。(元)妻も早めしでした。こうなると娘が早めしなのもしょうがないというか申し訳ない気がします。ゆっくり落ち着いて食べような。

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