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2022年のクリスマスはこの歌が世界中で流れると思う
クリスマスのメロディがあちこちから聞こえてくる季節になりました。
そんな中、欧米ではとても人気なのに日本ではそれほど流れない曲があります。
Carol of the Bells。
あれ、でもどこかで聴いたような‥‥。
はい、映画『ホームアローン』で使われてましたよね。
Carolは宗教的な祝歌。
イエスキリストの誕生を祝うクリスマスキャロルが有名です。
クリスマスだぞ〜
ディンドン 鐘を鳴らせ
みんなで陽気に歌おう
雪降る道を駆けてゆくような高揚感のあるメロディ。
日本ではこういう短調のキャロルよりも、長調の明るい歌のほうが好まれるようです。宗教色が薄いせいもあるんでしょう。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
さて、2022年のクリスマスは世界中で Carol of the Bells が、ある願い、ある祈りをもって例年よりも多く流れるだろうなと私は思っています。
なぜかというと、元はあの国の民謡だから。
原題は Shchedryk。
意味はたぶん、惜しみなく与えるお方=神様のこと。
英語圏で歌われるようになった経緯をWikipediaから引用します。
「キャロル・オブ・ザ・ベル」(原題:Carol of the Bells)はウクライナの民謡を元に、マイコラ・レオントーヴィッチュが1914年に編曲したシュチェドルィックに、1936年にウクライナ人作曲家ピーター・J・ウィルウフスキーが英語の歌詞を付けたもの。曲はパブリックドメインとなっているが、詩はウィルウフスキーの著作権が保護されている。作曲から100年以上経った今日において、最もよく歌われるクリスマス・ソングの一つとなった。
ウクライナ民謡だったんですね。
どこか悲しげで気持ちを奮い立たせるメロディ。
終わらない戦災に心が痛みます。
12月はこの歌を流しながら、ウクライナの人々の無事を一緒に祈りませんか。
[おまけ]
Carol of the Bells を私も歌おうと試みましたが断念。英語が早口すぎる(笑)
代わりに昔、足を踏み鳴らしながら歌った別の「短調」のキャロルを今年もしつこく(すみません)アップします。ウクライナ民謡に似てもの悲しく、胸の高鳴る旋律です。
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